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天 野先生を偲ぶ会
2015年3月28日


天野先生2015 年2月7 日、天野實先生がご逝去されました。脳梗塞でした。

天 野實先生は、1957〜61年にカナダの McGill 大学の C.P.Leblond 先生の元で RNA が核から細胞質へ移動することを生化学的にではなく、組織化学的に(=視覚的に)証明された方です。1962年に帰国され、国立がんセンターにて勤務、 1976〜91年は広島大学総合科学部の教授として研究と教育に携われました。また、学部の評議員をされていた 1987年に岡本学部長刺殺事件という未曾有の大事件が起こり ましたが、学部長を失った大変な状況の学部をまとめ、混乱の収拾に奮迅の努力をされました。

総合科学部では、生物学が担当教科で、細胞からDNAを取り出すところを教壇で実際にやってみせるなど多くの学生の印象に残る面白い講義をされて いました。大学院設置にも尽力され、私ども多くの学生を育ててくださいました。広島市千田にあったキャンパスから、東広島市への新キャンパスへの 統合移転を控え、その早期実現にも尽力されておられましたが、とうとう、ご自身は千田キャンパスで定年を迎えられました。

こうした天野先生のご尽力、ご献身に感謝して「天野先生を偲ぶ会」が東広島市の広大・総科で行われました。天野先生を慕う教職 員、教え子たちが70余名も集まりまして、在りし日の先生のことを思い思いに語りました。

司会は古川康夫先生が務めました。受付は職員、元職員の方々。会場設営や片付けはAWKの卒業生が担当しました。

日時:
2015年3月28日 13:30〜
場所:
広島大学総合科学部(東広島キャンパス)



■ 開会

■ 黙祷〜はじめの挨拶
河原先生

佐々木さんと福森さん

渡邉先生

河原 明(広島大名誉教授)
■総合科学研究科長 のメッセージ
吉田 光演(総合科学研究科長)
代読:山崎 岳(副研究科長)
■追悼スピーチ
小林 惇(広島大名誉教授)
武森 重樹(広島大名誉教授)
堀越 孝雄(広島大名誉教授)
■会食/スライドによる天野先生の思い出の紹介
田畑 純(天野研卒業生/東京医科歯科大学) 後編はこちら
■追悼スピーチ
樫原 修(前総合科学研究科長)
柏木 昭彦(理学部両生研特任教授)
高橋 淑子(理学部卒業生/京都大学)
佐々木 康人(最初の天野研卒業生/神戸学院大学)
笹土 隆雄(最後の天野研卒業生/基礎生物学研究所)
■追悼メッセージの紹介
彦坂暁(広島大学総合科学部)
■おわりの挨拶
渡辺 一雄(広島大名誉教授)
■ 閉会〜記念写真

出席者
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*発起人:渡邉一雄、古川康夫、彦坂暁、田畑純
*このページからリンクされている録画は、YouTube 限定公開のもので、一般には非公開になっているものです。録画から7年以上がたっていますので、公開することにいたしました。どうかご了承ください。


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