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休八写真館アクセサリー室(入・反射光露出計)

セコニック L-328 Digi lite F



Skonic Digi Lite L-328 シンプルで軽量小型のデジタル露出計。

デジタル型の露出計には抵抗があったのだが、小型で感度のいい露出計が欲しくなって入手した。受光部はスタジオデラックスと同様、回転するし、交 換もできる。半球型の受光部は、交換が可能で、付属の白色平板に換えれば、室内での多灯照明の露出を決められるし、光角度板に換えれば反射光式露 出計として使用できる。さらには、オプションのビューファインダー L-328VF を取り付けられ、5度のスポットメーターとして使用できる。EV値が -1からというのも心強い。

先行機はデジライト(L318, L318B)で、フラッシュ調光ができるようになってデジライトFとなった。フラッシュ調光はコードレスでも、コード接続でも測定できるので、室内撮影や マクロ撮影には重宝だ。反射式だと色の違いなど反射率の違いを考えて露出を校正する必要があるが、入射式ならば直に光を読 み取れる ので、作業を簡単にできる。

操作は簡単でメインスイッチを入れて、シャッタースピードを選び、露出ボタンを押す。値がホールドされているので、シャッタースピードやISOな どを上下して、適切な値を求める。EV値の直読もできる。デジタル型の露出計としてはシンプルだ。片手ですべて操作できるのと表示がわかりやすい のがよいと思う。

追記1: シャッタースピードが、1/15, 1/30, 1/60, 1/125, 1/250 ..... (倍数系列)で表示される。しかし、私のよく使う古ーいカメラでは、1/10, 1/25, 1/50, 1/100, 1/200 .... (国際系列) だったりして、途端にややこしい状況になる。1/250 で F2 ならば、1/200 ではF2.4 ぐらいか? と考えながら露出を決めないといけないからだ。倍数系列だけでなく、国際系列や大陸系列などに切り替えられるような設定があってもいいよう に思う。

発売年
1988年   愛着度☆☆☆
型式
入射・反射兼用
受光素子
シリコン受光ダイオード (単三電池1本使用)
測光範囲 EV -1〜19
入射式
光球装着/平板装着(補助光測定用)
反 射式 光角度板装着(測光角 54度)/ ビュー ファインダー L-329VF 装着(測光角5度)
目盛り
ISO 3-8000, 定常光 30分〜1/8000, EV -6〜25.9
大きさ・重さ w121mm x h64mm x d23mm 135g (電池含む)
w147mm x h64mm x d23mm 162g (L-328VF 装着時) 
関連 web セコニック / L-328 マニュアルPDF: http://www.sekonic.co.jp/pdf/L-328.pdf
Doggo's HP / Sekonic : http://homepage3.nifty.com/doggo/sekonic/sekonic.htm


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