© 1997-2024, Kyu-hachi TABATA Last updated 2002/12/11


ヴァルティナ・参考資料
 
 

Kinnmo Nevalainen "Värttinä: Korkeelta ja kovvoo- Historia, Musiikki ja Nuotit"

ヴァルティナの解説+写真+楽譜本。フィンランド 語。タイトルの意味は "Värttinä: high and low - the history, the music, and the note"。この本が出たのと同じころ、公式サイトのリニューアルがありましたが、写真や文章などはこの本と同じ部分が多いように思います。楽譜は、 Kokko 以外のアルバムから選曲されており、ライブアルバム「6.12」の全曲をカバーしています。名曲「新月を待つ村」も収録されており、個人的に はそれだけで も満足。 購入は Degelius music で。

小野寺誠 「白夜の国のヴァイオリンひき」(新潮社 1986年)

ヴァルティナは出てきませんが、ペリマンニという楽 士集団の音楽、暮らし が豊かに 描かれています。私の大好きな本です。在フィン中は、在フィンランド日本大使館の図書館で借りて読みました。帰国してからは、古本屋でみ つけました。
カレヴィ・アホ他著 大倉純一郎訳「フィンランドの音楽」(オタヴァ出版 1997年)
民族音楽の紹介ページがあります。ヘルシンキのアカ テミア書店 Akatemian kirjakauppa においてあります。日本では入手不可能? と思っておりましたが、日本スカンジナヴィア音楽センター(JSMC)が実費頒布を始めました。詳しくは こちら
R.Hurme, R.-L.Malin, O.Suvaoja 著 Suomi/Englanti Kasisanakirja(WSOY出版 1987年)
コンサイスサイズのフィン・英辞書。ほどよい大きさ と詳しさです。英語も 平易。歌 詞の意味が知りたい時にぼつぼつと使っています。
若林忠宏著 「民族楽器大博物館」(京都書院 1999年)
さまざまな楽器の由来や特徴を豊富な写真とともに掲 載。文庫サイズのコン パクトな 大図鑑。
民族音楽誌包・PAO特別編集 「エスニック・ディスク・ガイド ぱお600」(白夜書房 1990年) \3,300
よくまあこれだけ、この時期に集めたものだとうなさ れる充実度。またその 偏愛度が いい。ヴァルティナは全然紹介されていないが、この時期だとまだ2枚しかCDが出て居らずやむを得まい。ラウルプーというCDの紹介に心 ひかれる。ラウル プー laulupuu とは「歌う木」という意味で、カンテレのことだ。
高橋静男編・訳 「カレヴァラ物語 フィンランドの恋する英雄たち」 (筑摩書房 1987年) \1000
コッコ、ヴィヒマ、イルマタル、とここのところ、3 枚続けてカレヴァラか ら主題を とっているようなので、カレヴァラ本を読みあさる。そうした中で、もっとも読みやすく、原語の雰囲気を感じることができたのがこれ。あと がきの解説も現代 フィンランドのよさをよく伝えている。

とびら へ 前へ 次へ
↑ トップへ