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休八写真館資料室

一眼レフ発展史



一眼レフの発展をまとめてみました。

もともとは大判のスタジオカメラで発明・開発されたものを小型のカメラで実用化するのが戦前までの歴史。戦後になって、一眼レフの持つ欠点を克服するペン タプリズム、クイックリターン、自動絞りの3つが開発・実装されて一眼レフカメラが完成。さらにTTL測光や自動焦点などが実現してカメラの総自動化が進 み、やがてデジタルカメラへと移行しました。


大判
中判
35mm
メーカー(製作者)
備考
1883
スタジオカメラ 

伊・マルコ・マネニツァ  
1884
Patent Monocular Duflex

米・カルビン・レイ・スミス 手持ち撮影用カメラ 
1898
Graflex
米・フォーマー・シューティング社 この後、アダムス社やソホ社も製造。
1933

Standard Exakta
独・イハゲー社 ロールフィルム(127 判)を 初めて使用。
1933

Reflex corele
独・コッホマン フォーカルプレーン式 6x6。120判のロールフィルムを使用。
1934

Cnopm (スポルト) ソ連・GOMZ 世 界最 初の35mm一眼レフ 
1936
Pilot 6
独・KW ミラーシャッター式 6x4.5/6x6。
1936

KineExakta  独・イハゲー社 最も早く量産化され普及した 35mm 一眼レフ。
1939


Praktiflex 独・KW M40マウント。 1947の最 終モデルでM42マウントに 変更。
1948


Praktica 独・KW KW製。Praktiflex の後継機。M42マ ウントのはじまり。
1948
Hasselblad 1600F

スウェーデン・ハッセルブラッド 6x6 フォーカルプレーン
1949


Contax S 独・ツァイス・イコン ペ ンタプリズムを 実現し、正立正像が得られるようになる。
1952


Praktina 独・KW Praktica の後継機。カメラのシステム化。
1952


Asahiflex IIb 日・旭光学 ミ ラーのクイック・リター ンを実現。撮影後のブラックアウトが無くなる。
1957
Praktisix
独・KW ペンタコンシックス マ ウントのはじまり。
1958


Zuno Pentaflex 日・帝国光学 自 動絞りを 実現。開放で焦点合わせとシャッター押し下げができるようになる。
1959


Nikon F 日・日本光学 ペンタプリズム、クイックリターン、自動絞りを持つ。35mm一眼レフの完成。
1963


Topcon RE super 日・東京光学
TTL測光
1975


Olympus OM-2 日・オリンパス
TTL ダイレクト測光(フラッシュ撮影も同調)
1975

Canon AE-1 日・キャノン
自動露出(AE)機として大ヒット。
1985


Minolta α7000 日・ミノルタ
自動焦点(AF)


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