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Composer の使い方 (1) 設定


Composer を使うには、まず、SeaMonkey をインストールします。SeaMonkey は、ブラウザ、Webエディタ、メーラー、チャットの4つができる総合アプリなので、それぞれに設定が必要なのですが、ここでは、Webエディタ(Composer)に必要な設定のみを紹介します。 ブラウザの設定は Firefox、メーラーは Thunderbird とほぼ同じですので割愛します。


■1.ダウンロードとインストール

 
SeaMonkey のサイトを開きます。
http://www.SeaMonkey-project.org/
トップページの右上にダウンロード案内があります。ここの4行目が Japanese になっていれば(下図左)、DownLoad Now をクリック。すぐに日本語版がダウンロードできます (*1)。

この4行目が、English などになっているときは
下図右)、6行目にある小さな文字の Other Systems & Languages をクリック。さまざまな言語とOSのバージョンが表示されますので、必要なバージョンをダウンロードします(*2)。

SeaMonkey's versions

ダウンロードファイルを実行するとインストールが始まります。


*1  使用ブラウザの言語やOS情報をもとに、この部分が適切なものに変わるようですが、ブラウザの種類やセキュリティ設定によっては、うまく表示されないよう です。
*2 対応言語は20言語、OSは、Win, Mac, Linuxに対応。また、32bit 版(x86)、 64bit 版(x64)の違いもあります。

<付記:  Mac OS のインストール手順>

インストール→ dmgダブルクリック → 「開けません」表示がでる →
キャンセルクリック → ファインダーを開く(壁紙をクリックする) →
左上がFinderになっていることを確認する → ファイル → 新規Finderウィンドウ →
アプリケーション → SeaMonkeyアイコン → 右クリック → 開く → (2回目からは普通に開く)


■2.CSSの解除Composer
        の初期設定(CSSの解除)
 
CSS (カスケーティング・スタイル・シート)は、HTML の文書修飾を担当す る言語ですが(→Web の歴史(2) 言語)、 HTML の持つ修飾タグと混在すると編集が思うようにできなくなる状況が出てきます。

また、SeaMonkey では CSS の編集がしにくいこともあって、CSSがよくわからないうちは、CSS の解除をしておくことをすすめます。操作は下記のとおり。

1.プルダウンメニューから「編集」→「設定」を選び、設定画面を出す(右図)。
2.左カラムから 「Composer」を選ぶ。右プレート最下段の「編集」にある「HTML要素と属性のかわりにCSSスタイルを使用する」の項目のチェックを外す (CSS を使う時は外さない)。

■3.相対リンクの設定

画像のプロパティで相対リンクを指定
基本的に、自分のファイルは全て相対リンク他 人のファイルは絶対リンクを 使っ てリンクします。相対リンクと絶対リンクの説明
は、PC 操作の基本(2)ディレクトリへ。

1.リンクをしたい言葉や画像を選択。
2.右クリックメニューで「リンクを作成」 (もしくは通常メニューで挿入>リンク)
3.プロパティ(下図)が出るので、挿入したい画像やリンクしたいファイルを指定する。
4.相対リンクを貼るならば、「URLをページの場所に相対的にする」 のチェックを入れる。


■4.IE から Composer を呼び出すための設定

インターネット・エクスプローラー(IE)で次のような設定をすると、IE 画面からSeaMonkeyのコンポーザを呼び出して、編集作業ができるようになります。これは、Composer が独立したソフトとして作られているからです。

1.IE を起動し、「ツール」→「インターネットオプション」 (注:  プル ダウンメニューが出ていないときは、[ALT] キーを押すことでメニューが出ます)
2.「プログラム」タブを開いて、HTMLエディタに SeaMonkey を選択する(下図)。

この設定によって、IEで編集したいページを開いて、「ファイル」→「SeaMonkey で編集」という機能が使えるようになります。
(注: IE8以降では 「ページ」→「SeaMonkeyで編集」)

インターネットオプション

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