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「展覧会の絵」 楽譜 (ピアノ)
"Pictures at an exhibition" the scores (Piano)

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自筆譜(複写) 自筆譜(複写) 原典版
リムスキー=コルサコフ版
ウィーン原典版 原典版 原典版 原典版 簡易版
Emilia Fried 解説 Emilia Fried 解説
Pavel Lamm 校訂
Rimsuky -Korsakov  改訂
Shandert  校訂 奥村一 解説 鈴木静哉 校 訂
arr. Hans-Gunter Heumann
1975 1981
1931
1886
1984 ? 2001/2/20 1971/9 2001
Musica Musica
Dover Publ. N.Y.
Breitkopf & Härtel
音楽之友社 全音楽譜出版社 ドレミ楽譜出版社 日本楽譜出版
Schott
ムソルグスキーの自筆譜の複写版でファクシミリ版とも呼ばれ る。布装幀 された函の中に解説3葉、複写譜一冊、絵の複写6葉が収められている。譜面には書き損じはほとんどなく、小節のレイアウトもきれ いで丁寧だと思う。スター ソフに献呈するために清書したのだろうか。

変形B4版。譜面25頁。解説はロシア語、ドイ ツ語、英語の 3葉で4頁ずつ。ハルトマ ンの絵の複写は、雛の踊り、サ ミュエル、シュミイレ、カタコンブ、バーバ・ヤーガの小屋のスケッチ、キエフの大門の6葉で、Angelina Petrovna Zorina が解説している。資料性 ★★★
團伊玖磨先生の「追跡ムソルグスキー」に出てくる「赤い本」。 1975年発行のファクシミリ版(左に掲載)の再プレス版。違いは (1) 外函がベージュからえんじ色になった。(2) 絵の複写ページが精密印刷貼付だったものが1枚印刷に簡素化された。(3) 楽譜の印刷もやや粗くなった。などであるが、内容はほぼ同じといってよい。

変形B4版。譜面25頁。体裁は1975年とほ ぼ同じ。資料性 ★★★
ムソルグスキーの自筆譜に忠実な校訂をして出版された最初の譜 面。異稿 譜もきちんと掲載されていること、他のムソルグスキーのピアノ曲もたくさん掲載されていることから資料性も高い。

異稿あり。小節番号なし。菊倍版。譜面209 頁。 $16.95 資 料性 ★★★
ムソルグスキーの遺した譜面を最初に校訂(改訂含む)し、世に 出したの は、リムスキー=コルサコフであった。このリムスキー=コルサコフ版は、現在はあまり使われることは無くなったが、1954年ご ろまでの演奏にはよく使わ れた譜面であり、ラヴェル版の基になったことでもよく知られている。こうした点でも資料性が高く、入手できるのはうれしい。

異稿あり。小節番号なし。菊倍版譜面42頁。ハルトマンの絵がカラーで5枚(雛の踊り、サ ミュエル、シュミイレ、バー バーヤーガの小屋、キエフの大門)掲載されている。\2,600 資料性★★★
Ashkenazy が演奏方法の解説をしている。また、校訂者による詳しい解説(異稿譜や原譜の間違いの指摘)がある。1975年の自筆譜ファクシ ミリ 版をもとにしているようだ。

異稿あり。小節番号あり。菊倍版譜面38頁。\2,600 資料性★★
むかーしからあるピアノ譜。運指の解説はくわしい。1975年の自筆譜ファクシミリ版をもとにしているようだ。

異稿なし。小節番号あり。 運指あり。菊倍版譜面41頁。\600
1975年の自筆譜ファクシミリ版をもとにしているようだ。解説がわかりやすく、譜面の構成もよい。運指はやや 少な目の表示。

異稿なし。小節番号なし。運指あり。菊倍版譜面31頁。\600
ニチフのポケット・スコア。ピア ノ譜はい ろいろと持っているが、やはり ポケットスコアがあると便利。これで異稿も網羅しているとさらにありがたいのだが。

解説は溝部国光。A5版譜面37頁。\500
子供向けの美しい挿し絵とシンプルなアレンジがよい。アレンジ のセンス がよく、自分で「弾ける」喜びを味わうことができる。ピアノ教室の発表会などで次々と子供たちがリレー演奏していく、などという のが実現すれば楽しいと思 う。プロムナードが1曲だけなのが唯一残念。

表記が大きく、挿し絵も多く、馴染みやすい。運指あり。菊倍版譜面32頁。£5.99(約 \1,500)

Heumann の楽譜は人気のあるシリーズのようで、他にも胡桃割り人形、モルダウ、ペール・ギュント、動物たちの謝肉祭などがある。「展 覧会の絵」は中古でも \10,000前後の値がつく人気だが、Boosey & Hawkes のオンラインショップで新本を普通に入手できる。


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