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休八写真館アクセサリー室(入・反射光露出計)

セコニック L-208 Twin Mate



セコニック ツインメイト L-208 / Sekonic Twin mate L-208 セコニックの現行機種。一番小さいエントリー機。

カメラ熱がぶり返した。以前は35mm判のキャノン一眼レフ一辺倒だったのだが、今度は中判カメラを中心に熱くなってしまった。しかも、クラシッ クなカメ ラにどんどんのめり込んでいく。そういう熱の出始めに購入した。

その後、ビュースポット L-428 を常用するようになってあまり出番が無くなったが、手放せずにいた。兼用機でしかも小型なので何かと出番があるからで、マクロ撮影をするように なって再び 活躍するようになった。

基本は入射式として作られている。露出計を測りたい被写体の前にかざして、受光部をカメラ側に向けて測光ボタンを押す。赤い指針に緑の針を合わせ ること で、適正絞りとシャッター速度がわかる。反射式として使いたい時には、受光部のシャッターを開いて、カメラ位置から被写体の方向に向けてから測光 する。測 光角は33°なので標準レンズの画角50°の約60%の範囲を測光できることになる。

デジタル型がいまや主力ではあるけれど、私にとってはアナログ型こそが使いやすいメーター。円形の表示盤が早見表のような役割をするからだ。絞り とシャッ ター速度の全ての組み合わせが即座に読みとれて、カメラを設定できる。昔の露 出計と違って、ハイ・ローの切り替えがなくなったのは、受光能力が上がっているからだろうか。

機能には何ら不満はないが、惜しむらくは質感に欠けることと中途半端なコンパクトさである。金属部品を多くし、3割ほど薄くできたら、かなり印象 が違うの ではないだろうか。エント リー機ではあるけれど、ベテランがサブ機として、買いたくなるような製品であって欲しいと思う。


発売年
2000年?   愛着度★★★
型式
入射光・反射光兼用
受光素子
シリコン受光ダイオード (CR2032 電池1個使用)
測 光範 囲 EV3-17
入射式 シャッターを閉めて測定
反射式 シャッターを開けて測定(受光角 33度)
目盛り
ISO 12〜12500、絞り 1.2〜32、シャッタースピード 30秒〜1/8000、EV 3〜17
大きさ・重さ w45mm x h65mm x d24mm 45g (電池含む) 
関連 web セコニック / L-208 マニュアルPDF: http://www.sekonic.co.jp/pdf/L-208.pdf
Doggo's HP / Sekonic : http://homepage3.nifty.com/doggo/sekonic/sekonic.htm
James's Light Meter Collection: http://www.jollinger.com/photo/meters/index.html


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