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休八写真館プロジェクタ室(デジタル・プロジェクタ)

Vivitek QUMI Q6



Digital Projector デジタルプロジェクタ QUMI
        Q60 / Digital Projector Plus U3-1080 手のひらに載るぐらいの小さなプロジェクタ。

この手のプロジェクタが出始めたときにはその小ささに驚いたが、画像の暗さと粗さに、かなり落胆した。初期のモバ イルプロジェクタには実用性という点では魅力を感じなかった。

だが、やっと十分に実用的な製品が出はじめた。いろいろと比較して、この QUMI Q6 を入手。用途としては少人数相手のプレゼンであったり、プレゼン準備が多いので、1〜2mぐらいから60インチぐらいの像を投影できればよい。本機 だと、こうした条件ならば楽々クリアであり、明るい室内でも鮮明な画像が映る。台形補正も自動でできる。起動も早いし、接続も簡単である。終 了後の冷却も早く、終わったら短時間で収納できる。

1000ルーメンの Q8 も発売されていたが、大画面に投影するのでなければ、Q6の800ルーメンで十分であるし、コントラスト比も十分である。むしろ、軽くて小さい点や HDMIが2系統つなげる点では Q8 よりもすぐれている。

付属のケーブルには HDMI と HDMI/MHL の二つがある。MHL (Mobile High-Definisiton Link) は、スマホなどの接続に使うことができる新しい規格。スマホ側は マイクロUSBコネクタ、接続先は HDMI 端子となる。

Wi-Fi でもつなげられるようになっていて、PC, Mac, Andoroid, iPad など、多様な機種と接続ができる。

追記1: Vivitek は1971年設立の台湾のメーカー Delta の独自ブランド。2012年から日本の市場に参入。プロジェクタは大型から超小型まで豊富なラインナップを誇る。Q6やQ8を見ているといずれも完成度が 高いし、個々の製品の用途が明瞭なのもよい。

追記2: 専用のモバイルバッテリー
QB-180K-B3 を使うと 1.5 〜 4時間使用できる。小型三脚があると便利だが必須ではない。本などをつかって段差を作るだけでも十分に対応できる。付属のケーブルはやや硬く重さもあるの で、しなやかで軽量なケーブルを組み合わせて使っている。

追記3: スペック表などで単に「ルーメン」と書かれているときは注意。ANSI ルーメン の1/10ぐらいの出力と思ってよい。

発売年
2015年9月  愛着度★★★★★
型 式
HD 720p WXGA(1,280×800) 最大入力解像度 UXGA (1600 x 1200)
レンズ
固定焦点 マニュアルフォーカス
投影画面
1m で 30インチ 〜 3m で 90インチに投影可、 800ANSI ルーメン、コントラスト比 30,000:1、アスペクト比 16:10
入力端子
HDMI、HDMI/MHL、USB、 Wi-Fi (付属ソフトのEZ-Cast で接続)
音声
入力端子あり。スピーカー 2W
大き さ・重さ w165 x d102.4 x h34mm  475g    騒音 34dB / 30dB (エコモード)
その他
内蔵メモリ 4GB (ユーザーメモリは 2.5GB)、USBでワード、パワーポイント、エクセルファイルを開ける。
関連 web
Qumi Q6 : http://www.microsol.co.jp/vivitek/merchandise_qumi_q6.html
QUMI Q6 マニュアル: http://www.microsol.co.jp/vivitek/file/QumiQ6UM_Fromcdrom.pdf
ASCII.jp の紹介ページ: https://ascii.jp/elem/000/001/054/1054521/


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