ムー
ミン、オーロラ、サンタクロース。フィンランドというとこんなキーワードが浮かぶのではないでしょうか? 音楽の好きな方なら、シ
ベリウス(作曲家)とかサロネン(指揮者)、ヴァルティナ(ワールドミュージック・グループ)などの名前も浮かぶでしょう。カレワラ神話やサ
ウナなどの文
化もあります。面積は日本の国土とほぼ同じで、しかも殆ど平野部からなるにもかかわらず、人口はわずかに500万人。それでいて、ノキアなど
のハイテク産
業、マリメッコやアーリッカ、アラビアなどのデザインや工芸、アールトなどを輩出したフィンランド建築、ノルディックスキーやジャンプなどの
ウィンタース
ポーツ、ラリーやF1などのカーレースなどで世界をリードする一面を持ちます。そして、私どもの”歯の発生生物学”の分野では、イルマ・テス
レフ教授
(Prof. Irma
Thesleff)とその研究室がヘルシンキ大学にあり、世界をリードしているのです。私はこの研究室に1996年10月から1年間の滞在研
究をさせてい
ただく機会があり、家族でフィンランドの生活を楽しみました。また、今年の1月にも短期ではありましたが、再訪問の機会を得ました。そこで、
これまでの見
聞を少しばかり紹介させていただこうと思います。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
| 写真1.イルマ・テスレフ教授。研究室の廊下で。新潟大学歯学部の大島勇人先生の撮影。 | 写真2.生物工学研究所。1997年夏の撮影。フィンランド建築の新しい名所でもあるらしく、建築関係の見学者も多い。 昨年、円形の 建物(図書館)も左手前にできた。 | 写真3.凍結した海の上を家族で散歩。気温はマイナス10度ぐらいだが、天気の良い日でとても気持ちがよい。白い雪の下 には分厚い氷 があり、海が透けて見える。後ろにヘルシンキの街が見える。 | 写真4.レヴィで見たオーロラ。北の方に現れる。気温はマイナス20度を下回っていた。活発に動き、風でたなびくカーテ ンのようだっ た。 |
| とびら へ | 前へ 次へ |
↑ トップへ |