|
藤田英時・幸田敏紀 共著
「PCーTechknow 9800」
システムソフト 1985
何と言っても、筆頭はこれでしょう。すばらしい
本でした。PC9801シリーズのメモリマップ、マシン語の呼び出し方、漢字ROMの読み方、フロッ
ピーディスクの構造、テキスト画面、グラフィック画
面、キー入力、プリンタコードなどなど、高度な内容がわかりやすく紹介してありました。
|
|
別冊OAパソコン
「PC-9800 解体新書」
電波新聞社 1985
V30 搭載のVM2 発売に合わせて発刊された本。PC9800
シリーズの流れや、新しい記憶装置であったフロッピーディスクのフォーマットの方法、NEC
が始めようとしていたネットワーク C&C VAN
の説明など、当時の最新の情報がわかりやすく、簡潔に書かれていま
した。 |
|
「標準MS-DOSハンドブック」
アスキー出版局 1984
黒本と呼んでいたMS-DOSのバイブル。さまざまなコマンドの紹介、バッチの書き方、システムコール
などが豊富 な事例と共に 書いてありました。 |
|
「dBASE III plus
必携バイブル」
技術評論社 1988
この本は 「dBASE II バイブル」 「dBASE II 新約バイブル」 に
続く第3弾。いずれもよく読みました。 |
|
吉野敏也・大川英明
「Quick BASIC マイティリファレンス−N88-BASIC ユーザーに贈る−」
ラジオ技術社 1988
副題どおり、まさに N88
BASICユーザーにはありがたい情報が満載。これのおかげで、N88-BASIC から、Quick
BASIC の移行がずいぶん助かりました。
|
月刊誌 「The BASIC」 ザ・ベーシック
愛称はざべ。掲載されるプ
ログラムは、何とも刺 激的なものが多く、本当に隅から隅まで
読んでいました。N88-BASIC(86) の日本語化とか、シャープのポケコン
PC1601のアセンブラなどはびっくりしました。プロテクト破りの記事もしばしばあって、ややマ
ニアックというか、アウトロー的な要素もあった雑誌。読 者投
稿も受け付けていて、自作のプログラムを2度も掲載してもらえたのは嬉しかった。
月刊誌 「ASCII」 アスキー
ざべとは違い、機種は
PC98に限らず、FMで
も、MSXでも、ポケコンでも、Macでも、何でもあり。ソフトも、ゲームからビジネスまで何でも
あり。新
しいパーツや規格の情報も大概はこのアスキーから得た。ざべ、アスキー、そして日経バイトの3つは
何かとよくお世話になった。ただし日経バイトは図書館で
読んでいて、自分で購読することはなかったけれど。
|
|
|
「月刊ASCII
を256倍使うための本 vol. 1 」
月刊アスキー1989年12月号付録
用語集。よく出来ていた。用語集の付録は月刊アスキーの定番付録となるが、これがその
最初だったと思う。また、現在の web 版アスキー用語辞典の原点ともいえるものだと思う。
|
|
「月刊ASCII
を256倍使うための本 vol. 2 /パソコン便利ブック」
月刊アスキー1991年1月号付録
ASCIIコードやエスケープシーケンス、プリンタ制御コード、バッチの書き方、
SEDやGREP, AWK などが書かれていて、重宝した。今でも時々、見ることがある。
|
|
川村 清
「技術者が語るプログラミング 言語の世界」
秀和システム 1985
FORTRAN, COBOL, APL, LISP, PROLOG, ALGOL,
BASIC, PL/I, FORTH, PASCAL, C, PL/M, ADA,
などさまざまな言語を紹介。今となっては、その多くが廃れてしまったけれど、この頃は、どの言語が伸び
ていくのだろう、将来性があるのだろう、などとわく わくしながら読んだ。
|
|
増淵 文人(監修)
「技術者が語る ハッカー用語辞典」
秀 和システム 1986
技術者が語るシリーズの中でも最も面白かった本。ピアス「悪魔の辞典」のような感じで
いろんな用語をブラックユーモアたっぷりに解説していた。無論、役に立たない本であるが、笑えた。スト
レス解消にもなった。例えば、「ハニリイト」という 項目。解説は「悪魔の呪文。これを打ち込んで
Syntax Error
を出したハッカーは、しばらくのあいだ自己嫌悪に陥ることとなる。」など。ローマ字入力ができなかった
時代の笑い話ですけど、いや、笑いました。一種の自
虐ネタ的なものが多くて、なかなかでした。付録のハッカーレベル診断テストもけっこうツボを押さえた設
問ばかりで冴えていましたね。
|
|
斉藤由多加
「街の冒険マック」
アップルコンピュータ 1995 (非売品)
apple
ストアでもらった本。斉藤さんというのは「タワー」というゲームのデザイナー。仕事や遊びでいかに
power book
を使っているかを淡々と書いていた。マック関係の本の中では、一番印象を受けた。
|
|
片山 裕
「SED パズルブック」
インプレス 1993
SEDの面白さを存分に教えてくれた本。といっても、後半になるとさすがに難しくて、
ながめるだけになってしまった。しかし、この本のおかげで、スクリプト言語の使い方が理解できたように
思った。自分にとっては忘れられない本。 |
|