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2000/04/24 |
ムーミン、オーロラ、サンタクロース。フインランドというとこんなキーワードが浮かぶのではないでしよう
か? 音楽の好きな方なら、シベ
リウス(作曲家)とかサロネン(指揮者)、ヴァルティナ(ワールドミュージック・グループ)などの名前も浮かぶでしよう。カレワラ神話や
サウナなどの文化もあります。 面積は日本の国土とほぼ同じで、しかも殆ど平野部からなるにもかかわらず、人口はわずかに500万人。それ でいて、ノキアなどのハイテク産業、マリメッコやアーリッカ、アラビアなどのデザインや工芸、アールトなどを輩出したフィンランド建築、 ノルディックスキーやジャンプなどのウィンタースポーツ、ラリーやF1などのカーレースなどで世界をリードする一面を持 ちます。 そして、 私どもの“歯の発生生物学”の分野では、イルマ・テスレフ教授 (Prof. Irma Thesleff) とその研究室がへルシンキ大学にあり、世界をリードしているのです。私はこの研究室に1996年10月から1年間の滞在 研究を させていただく機会があり、家族でフィンランドの生活を楽しみました。また、今年の1月にも短期ではありましたが、再訪問の機会を得まし た。そこで、これまでの見聞を少しばかり紹介させていただこうと思います。 *以下、阪大Now No.26 (2000年)からの転載。 |
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写真1.Irma Thesleff 教授。ラボの廊下で新潟大学歯学部の大島勇人先生の撮影 |
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写真2.生 物工学研究所。1997年夏の撮影。フィンランド 建築の新しい名所でもあるらしく、建築関係の見学者も多い。昨年、円形の建物 (図書館)も左手前にできた。 |
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写 真3.凍結した海の上を家族で散歩。気温はマイナス10度 ぐらいだが、天気の良い日でとても気持ちがよい。白い雪の下 には分厚い氷があ り、海が透けて見える。後ろにヘルシンキの街が見える。 |
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写 真4.レヴィで見たオーロラ。北の方に現れる。気温はマイ ナス20度を下回っていた。活発に動き、風でたなびくカーテ ンのようだった。 |
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