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生物部機関誌「ユーカリ」



小倉高校生物部は、機関誌(部誌)「ユーカリ」に活動を記 録し、研究成果 を発表してきました。
このページは、その電子版アーカイブです。

5号 (1951)〜 
14号 (1967) 
21号 (1974)〜 
31号 (1986)〜 

Eucaly 5号  1951年度(S26) [発行 1951年12月] Eucaly 05
この頃までは文化祭が11月開催。ユーカリ発刊 は12月となっているので、文化祭で発表した内容をまとめて部誌としていたのかもしれない。なお、「検便について」という稿があり、生物 部員全員で検便作業を行ったことが書いてある。時代とはいえ、びっくり。p29以下、多分3ページほどが欠落。
Eucaly 7号  1957年度(S32)
表紙 と巻末が紛失。巻頭言に「2号」とあるのは「復刊2号」の意味で、通巻では7号になる。高 原道夫先生の「ユーカリ発刊前後の思い出」は、部の歴史や藤田哲也先生、安富和男先生の話などがあって興味深い。また、最後 の方にある「過剰肢を持つあまがえる」も学術的に価値あるものと思われた。
Eucaly 8号 1959年度(S34) [発行 1960年3月31日]
この号でも冒頭に「再刊によせて」という項があり、 そこに7号の土井孝訓さんが寄稿している。前号との間に空きがあったことがわかる。なお、この号から10号まで、田中丸邦夫さんが精力的 に昆虫の話題を掲載。
Eucaly 9号 1960年度(S35) [発行 1961年3月31日]Eucaly 09
1年の歩みがあり、ユーカリ8号が実は6月4日の完 成であったこと、8月には部員の一人が交通事故で亡くなったこと、新しい幹事は8月1日に選出されていること、11月に文化祭があったこ となどがわかる。
Eucaly 10号 1961年度(S36) [発行 1962年3月31日]
この号からプランクトン班が登場。班員は伊藤正彦さ ん(2 年)と森聖さん(1年)の二人。佐多岬での採集記が掲載されているが、内容はかなり本格的。p5 からの「小倉市を中心とする地域の帰化植物」という稿は、1961年の記載という点で価値がある。

5号 (1951)〜 
14号 (1967)〜 
21号 (1974)〜 
31号 (1986)〜 

Eucaly 12号 1963年度(S38) [発行 1964年3月31日]
藍島のプランクトン、植物、昆虫、海藻を総合的に研 究した特集がある。これ以外にもさまざまな記事があって読み応えがある。また、植物や昆虫のスケッチが多数あり、採集の様子などの絵も あって、記載研究の基本が絵であることを実践している。
Eucaly 14号 1967年度(S42) [発行 1968年1月1日]Eucaly 14
実際は 1968年3月1日の発行。プランクトン 班の1年生に弘中さん、河内さんがいる。活動記録によると 1967年までは文化祭は10月開催。
Eucaly 15号 1968年度(S43) [発行1969年3月1日]
実際は1969年8月 ごろの発行。プ班は3年生に弘中さん、河内さん、1年生に長尾さん、田原さんという構成になっている。活動記録によると1968年から文化祭が5月開催になっている。
Eucaly 16号  1969年度(S44) [発行 1970年3月1日]
プ班2年生 に長尾さん、広田さん、佐々木さん、高橋さん。
Eucaly 17号 1970年度(S45) [発行 1971年]
1971年1月、旺 文社主催の全国学芸コンクール共同研究高校の部で第一席となり、文部科学大臣奨励賞をを受賞した広田祐一さん(当時3年生)の「北九州周辺における海洋性プランクト ン」が掲載されている。この後も、プランクトン研究は継続されたが、この17号はいつも参考にされた号であった。手書きのユーカリであったものが、この号から活字印刷の冊子となる。
Eucaly 18号 1971年度(S46) [発行 1972年3月1日]Eucaly18
表紙もスタイ リッシュ。プランクトン、魚類、貝類、海藻、サンショウウオ、昆虫、植物など研究も多様でバランスのいい号。
Eucaly 19号 1972年度(S47) [発行 1973年3月1日]
山岡誠先生の巻頭言にあるとおり、北九州市だけ でなく全国的に環境汚染や公害が問題になっていた時期。プランクトン、海藻、植物、昆虫などの研究成果が掲載されている。「ゲンカイイワ レンゲの観察」は価値がある。
Eucaly 20号 1973年度(S48) [発行 1974年3月1日]
海洋班、植物班、昆虫班、プランクトン班がそれぞれ 寄稿。

5号 (1951)〜 
14号 (1967) 
21号 (1974)〜 
31号 (1986)〜 

Eucaly 21号 1974年度(S49) [発行 1975年3月7日]
左ページが奇数ページとなる変則的なペー ジ構成。なお、生物部は海洋班、昆虫班、植物班、プランクトン班の4つに分かれていたが、この年度からプランクトン班のみとな る。植物班の研究が掲載されている最後の号になる。手書き、ガリ刷り、手綴じの手作りになる。
Eucaly 22号 1975年度(S50) [発行 1976年3月7日]Eucaly 22
左ページが奇数ページとなる変 則的なページ構成。
Eucaly 23号 上巻 1976年度(S51) [発行 1981年3月7日]
Eucaly 23号 下巻 1976年度(S51) [発行 1981年3月7日]
Eucaly 23号 改訂版 上巻 1976 年度(S51) [発行 1981年3月7日]
Eucaly 23号 改訂版 下巻 1976 年度(S51) [発行 1981年3月7日]
上下巻となった初めてのユーカリ。加えて、修正 と増ページをした改訂も作られた。印刷も格段によくなる。下巻にある「プランクトンの培養研究」がいいと思った。
Eucaly 24号 1977年度(S52) [発行 1981年3月7日]
左ページが奇数ページとなる変 則的なページ構成。青海島での最終地点ごとに異なるプランクトン構成であることを示した図がなかなかよい。この号から、集計に電卓が使われる。
Eucaly 25号 上巻 1978年度(S53) [発行 1979年3月7日]Eucaly 25 上巻
Eucaly 25号 下巻 1978年度(S53) [発行 1979年3月7日]
25号の記念号。上巻は年間の研究記録と自由研 究。下巻が過去9年間のデータ集計と雑記。
Eucaly 26号 1979年度(S54) [発行 1982年8月27日]

Eucaly 27号  1980年度(S54) [発行 1982年8月23日]

Eucaly 29号 1984年度(S59) [発行 1985年3月7日]
この号から山岡誠先生主導のホタル研究に切り替わ る。プランクトン研究が無くなってしまったのは残念だが、新しいテーマに取り組み始めた学生達の熱気を感じる号。主なフィールドは紫川と 板櫃川。個人的には口器の研究が興味深かった。

5号 (1951)〜 
14号 (1967) 
21号 (1974)〜 
31号 (1986)〜 

Eucaly 31号 1986年度(S61) [発行 1987年3月7日]Euclay 31

Eucaly 32号 1988年度(S63) [発行 1989年3月7日]

Eucaly 33号 1989年度(H1) [発行 1990年3月7日]
ホタル研究に加えて、セキレイの研究が掲載され ている。この号でホタル研究が終了。
Eucaly 34号 1992年度(H4) [発行 1993年3月7日]
セキ レイ研究、葉緑素研究、水質研究が掲載されている。


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