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2022/04/19 |
ひなたや ま・しゅじゅどん、と読む。 日当山とは霧島山系から南に下ってきたところにある鹿児島の地名。日当山温泉でも知られている。 侏儒どんは、この日当山の地頭であった実在の人物で、本名は徳田大兵衛(とくだおおひょうえ/とくだたへえ)という。生没は 1584年〜1634年3月4 日であるから、50歳の人生。身の丈3尺(約90cm)と小柄であったため侏儒どん(小さなお人)と呼ばれた。とんちの名人で、民衆からも島津の殿様 (家久、光久)からも愛された。御伽衆(おとぎしゅう)のような役目もしていたようである。 |
伊地知信一郎 『日当山侏儒どん』 三州談義社、1968年 |
椋鳩十 『日当山侏儒譚』 理論社、1983年 |
椋鳩十 『日当山侏儒物語』 ポプラ社、1980年 |
半仙子 『日当山侏儒戯言』 久永金光堂、1913年 |
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