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魚類のウロ コは、歯と起源を同じくする器官で、その組織や発生様式、発生段階の発現遺伝子などは歯と共 通した部分があります。また、 魚のウロコは皮骨の一種であり、骨の実験モデルとしても有 用です。こうしたことから、2004年からキンギョ のウロコ研究や魚類の歯の研究をしています。 2007年からシーラカ ンスのウロコ研究や、宇宙実験も行っています。 |
参考文献 |
田畑純、遠藤雅人、塩栗大輔ほか 「鱗の博物誌」 グラフィック社 2020 田 畑純: 歯と骨とウロコの話. 骨の健康づくり委員会ホームページ 田畑純: アンコウの歯の話.東京医科歯科大学・献体の会会報 33号3-4 (2007) |
参考文献 |
田
畑純、鈴木信雄、服部淳彦: キンギョ. 鈴木範男編 「身近な動物を使った実験 (1)」 三共出版
2009 田畑純、鈴木信雄、服部淳彦:魚鱗:硬組織研究と再生研究のフロンティア. 細胞 39: 55-57 (2007) 鈴木信雄、田畑純、和田重人、服部淳彦:魚のウロコを用いた新しい骨モデル系の開発と歯科医療への応用. デンタ ル・ダ イヤモンド 2006年10月号74-79 (2006) Yoshikubo H, Suzuki N, Takemura K, Hoso M, Yashima S, Iwamuro S, Takagi Y, Tabata MJ, and Hattori A. Osteoblastic activity and estrogenic response in the regenerating scale of goldfish, a good model of osteogenesis. Life Sci. 76:2699-2709 (2005) |
参考文献 |
田畑純:シーラカンスのウロコと小歯構造の謎.
遺伝 68:238-244 (2014) 田畑純:ウロコに見られる歯のような構造.国立科学博物館「ダーウィン展」・標本展示(2008) |
TV取材 |
はま・なか・あいづToday 「シーラカンス研究最前線」,
NHK福島放送局 2010年4月6日放送 おはよう日本 「シーラカンスの謎に挑む」, NHK全国版 2010年4月20日放送 クローズアップ東北 「シーラカンスに挑む~最先端を走る日本の研究」, NHK東北版 2010年9月24日放送 |
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