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少し高度な技 (2) SEO対策(ヘッダーの編集)

Google や Yahoo!などの検 索サイトでは、自動巡回するソフトウェア(Robot / Bot / Crawler)を使うことで、日々、更新されている膨大な Web 情報を効 率よく集め、データベースを更新して、サービスを提供しています。

メールアドレスなどを収拾されないようにする工夫は、ロ ボット対策と言いますが、逆に収拾 され やすくして、検索サイトでリストされやすくするための工夫を SEO (Search Engine Optimization、検索エンジン最適化) と 言います。SEO対策は、ヘッダー 部の編集が中心です。

注) Google か、Yahoo かによっても多少ターゲットが違うようですし、Google でもターゲットやデータベースのつくりかたが少しずつ変わってきています。あくまでもこのページは最小限の一般的なSEO対策です。


■1.SEO のターゲット


タ グ表記 編 集方法
エ ディタ プ ロパティ ソー ス
1.ヘッダー部のタイトル
<title>〜</title>



2.ヘッダー部の説明
<meta name="description" content="〜">



3.ヘッダー部のキーワード
<meta name="keywords" content="〜">



4.本文の冒頭*1



*3
5.画像の代替テキスト
<img alt="〜" ....................>
*2
*3

*1
最近、Google 検索では、本文冒頭を説明文とするようになってきました。   *2 画像のプロパティです。  *3 可能だがエディタやプロパティでやった方がずっと簡単。

ヘッダー部とは、HTML 文書の先頭部分にある <head>〜</head> で挟まれる表記部分です。ここに記載される内容のうち、タイトルはページの最上段に表示されるタイトルであり(図中A)、検索サイトでもこのタイトルが示 されます(図中B)。なお、検索 サイトのリストには、タイトルに続いて、簡単な説明が付きますが(図中B)、これも Web作者 がヘッダー 部に 書いた説明のコピーなのです(図中C)。

これらをプロパティで編集するときは、プルダウンメニューから、「書式>ページのタイト ルとプロパティ」でプロパティ画面を出 して記入します。

ページタイトルなど

■2.ヘッダー部の直接編集

ソース画面を開いて、直接編集する時は、
エディタ画面(Composer 画面)の下部にある、<HTML>ソースのタブをクリックして、ソース画面をだし、ヘッダー部の編集を行うことができます(→Composer の使い方 (3) ソース編集)。

ヘッダー部

画像のプロパティ

■3.画像の代替テキスト

画像などを挿入する時に画像のプロパティが開き、代替テキストを 入れるように促されます(右上図)。このテキストは読み上げブラウザ*を使用する際の 読み上げ文になりますし、画像無しで表示されるときのテキストにもなります。そして、検索サイトの画像検索のための SEO ターゲットでもあるのです。

編集は、プロパティとソースの両方が可能です。画像のプロパティ(右上図)は、右ク リックメニュー(画像を選んで右クリックすると出てくるメニュー)から画像のプロパティを選ぶ、もしくはプルダウンメニューから選びます。代替テキストのところに説明文をい れます。

*読み上げブラウザとは、視覚障害者のために、文字を読み 上げ てくれるブラウザです。画像のところは、代替テキストが読まれます。


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