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Last updated 2014/04/06

「展覧会の絵」 ピアノ曲 (Ke-Kn)
"Pictures at an exhibition" piano version (Ke-Kn)

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                          展覧会の絵 / Pictures at an an exhibition
Lars David Kellner / 展覧会の絵 / Pictures at
                          an exhibition
Freddy Kempf / 展覧会の絵 / Pictures at an
                      exhibition
Roderick Kettelwell / 展覧会の絵 /
                      Pictures at an exhibition
/ 展覧会の絵 / Pictures at an
                          exhibition
Igor Khudolei / 展覧会の絵 / Pictures at an
                          exhibition
Julius-Jeongwon
                      Kim / 展覧会の絵 / Pictures at an exhibition
Manami Kiso / 展覧会の絵 /
                        Pictures at an exhibition
Evgeny Kissin / 展覧会の絵
                      / Pictures at an exhibition Jaromir Klepac / 展覧会の絵
                      / Pictures at an exhibition Hyperion Knight / 展覧会の絵 / Pictures at
                      an exhibition
Lars David Kellner
Freddy Kempf
Roderick Kettelwell
Igor Khudolei
Julius-Jeongwon Kim
Manami Kiso
(木曽真奈美)
Evgeny Kissin Jaromír Klepač
Hyperion Knight
原典版 原典版 原典版 原 典版 原典版 原 典版 原典版
原典版 原典版
Enharmonie ENCD11-19
BIS Record BIS SACD-1580
NBS Listen 003
Melodiya SUCD 10-00044
Stomp VDCD-6093 Pau APNU-4001
RCA 09026 63884 2
Milan Vicek SY 0010-2 131 Wilson Audiophile W-9025 [LP]
Markberdorf 2010/07/20
Stockholm 2006/04
Mineapolis ? 1988
Zilina 2008/8/19-21 Gifu 2011/9/27-29
Freiburg 2001/8/4-5
Prague 1999/1/12-13
1991 ?
きれいな和音。プロムナードが誰のものでもない唯一の旋律となる。グノムもい い。ビドロもい い。テンポの取り方や、強弱など、ほぼ理想的な演奏になっている。バーバ・ヤーガの入り方も面白い。
 併録として別バージョンのグノムがある。これは、自筆譜中で斜線で消去されている異稿部分を加えて演奏したも ので、世界初 録音だという。他もすべてムソルグスキーのピアノ曲をそろえており、ケルナーのこだわりが伝わってくる。ムソルグスキー好き ならば持っていたい一枚。
うまい。第1プロムナードの出だし4小節だけでその巧さを感じ る。テン ポはリヒテル的だが、強弱の付け方や間の取り方には天才的なものがある。やや平凡な演奏部分や検討不足を感じる部分(キエフのコ ラール部など)もあった が、ビドロやサミュエル、バーバ・ヤーガ、キエフなどは秀逸。音の明瞭さは特筆でき、濁りのないフォルテ音、よく通るピアノ音が 印象的だ。おすすめでき る。

フレディ・ケンプ(1972 ロンドン - )は英国のピアニスト。母親は日本人。父親はウィルヘルム・ケンプの親族。1998年のチャイコフスキー国際コンクール で3 位。収録時間はライナーでは曲 間も含めて計算されており、実質は32'33の演奏。
ライナーには曲紹介や録音条件などが丁寧に書かれているが、い つ、どこ で録音したかが書かれていないし、NBSという会社(?)についてもよくわからない。CDは金メッキ使用の豪華なものだが、いろ いろと不明の点が多い。演 奏は均整のとれたもので好感がもてるが、バーバ・ヤーガからの終盤の迫力が足りないのが残念だ。
以前から、聞きたかった録音のひとつ。うまい。ペダルの踏み方と強弱、緩急の付 け方がいい。 オーソドックスな演奏だがゆっくりと心にしみ込んでくる。特にビドロは秀逸。ムソルグスキーの意図をよく理解した楽曲になっ ている。おすすめできる。

イゴール・クフードレイは1940年生まれのロシ アのピアニス ト。併録のボリス・ゴドゥノフのピアノ組曲の編曲者としても知られている。
韓国スタッフによってスロヴァキアで録音されている。 Stomp というレーベルはワーナー系。演奏はよい。

ジャケット写真は韓流スターのスナップのよ うで しゃれてい る。気分はジャケ買いだったのだが、手にしてみると不思議な構図だった。左足のすねのあたりから、光沢のあるボード が張りだ していて、そこにキム自身が 映っている。このボードはグランドピアノの天蓋のようにも見えるが、少し不自然だ。



重いプロムナードと思いきや次のフレーズでは羽根のように軽く弾く。ムソルグス キーの歩く足 音と長く延びた影の姿を描写しているかのようである。低音をしっかりと響かせるのも特徴的で、グノムやビドロは聴き応えがあ る。キエフの終盤、結構、面白い展開。

木 曽真奈美は、 岐阜県出身。ムソルグスキーの生誕地や自筆譜のあるシェッシュドリン図書館などを訪ねているという。
全体に自信に満ちた演奏で技術的にもすばらしい。お すすめでき る。ブ レンデル 24歳、アシュケナージ30歳の時の演奏などと重なる ものを感じた。ただし、全体に理知がすぎていて、もう少し伸びやかな部分があってもよいのでは、とも思える。

キーシン(1971モスクワ - )は、2歳からピアノを、3歳では作曲も始め、11歳でソロ・リサイタルを行い、13歳の時にはCDデビューした。 1997年にはプロムス史上初めてのソ ロ・リサイタルを行う。このCDは2年ぶりのCDで、発売と 同時に大きな話題を呼んだ。
均整のとれた演奏。リズム、左右の音量のバランス、抑揚の付け方などに癖がな く、非常に聞き 易い 演奏。テ クニックも高く、それでいて細やかなところまで行き届いた演奏。原典版だと思うが、サミュエルの終わり方はリムスキー=コルサコ フ版風。おすすめできる。

クレパークはチェコの出身。生年月日など不明だ が、ジャケット 内面 のポートレー トは40-50歳台に思える。長身で穏やかな表情をした男性。
きれいな音を出すピアニスト。早いパッセージで少し音が転ぶの が惜しい が、全体に好印象。特にキエフの始まり部分は叙情的で一聴の価値あり。

ハイペリオン・ナイトはカリ フォルニア・ バーク レーの出身。 自身のHP はこちら。
(time 36'13)
(time 32'54) (time 31'44) (time 33'40) (time 34'47) (time 37'29) (time 34'09)
(time 34'21) (time 29'52)
併録:グノム(オ リジナル・ バージョン)、クリミアからの絵、瞑想、涙、村(ずべてムソルグスキー作品)
併録:夜のガスパール(ラヴェル)、イスラメイ (バ ラキレフ) 同時収録:3つのジムノペディ(サティ) 併録:ボリス・ゴ ドゥノフ組曲 (ムソルグスキー/クフードレイ編) 併録:ピアノソナタ2番(ラフマニノフ) 併録:6月-舟歌 (チャイコフ スキー「四季」から)、前奏曲「鐘」(ラフマニノフ) 併録:トッカータ・アダージオとフーガ・ハ長調(バッハ)、ひば り(グリン カ)
併録:ショパンの小曲5曲 併録:ソナタ第1番 op 22 (ヒナステラ)

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