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2013/08/14 |
| 私は九大・理学部・生物学科を卒業した後、広大・総合科学
部の細胞・発生生物学講座で大学院生活を始めました。天野實先生と河原明先生のもとで修士・博士の6年間を過ごしました。九大時
代とは異なる環境でのびのびと勉強できたかけがえのない日々でした。 *以下、「天野先 生・渡邊先生・河原先生退官記念文集」(2013年8月) から転載。脚注と関連画像は追加。 |
総 科は*2
「コ」の字のようになっていて、(コの字の)一画目の左端に生物図書室があり、天野
研、重中研、渡邉研、小林研と続いていまし
た。この入り口のところには、ひさしがありましたが、2階にあがる踊り場からこのひさしの上に出ることができ、ヘマトキシリン熟
成をここ
でやっていたのを思い出します。また、中核派がこの扉をロックアウトした時、生城(武森研)たちと一緒に中核派と対峙したのを思い出しま
す。3階にあがると、生化学系の教室がありました。内山研、上領研、武森研、豊島研、
嶋本研などの不夜城がずらり。屋上まであが るとペン
トハウスがあって、セミナー室になっていました。まわりに遠慮せず、エキサイトできる場所でした。天野研の階下は半地下になっていて、講
義室とカエルの飼育室がありました。天野研のアフリカツメガエルと白根先生のトノサマ
ガエル、ダルマガエルたちが飼われていまし た。
■6.
学生だけの研究室
1992
年3月 に大学院を何とか卒業し、渡邉先生のお口添えもあって、阪大歯学部に助手として就職しました。それから1年後の3
月、天 野先生のご退官でした。| とびら へ | 前へ 次へ |
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