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「展覧会の絵」 ラヴェ ル版 (指揮者Go)
"Pictures at an exhibition" Ravel's version (Go)

Goehr Pictures at an
              exhibition
Pictures at an exhibition by Golovanov
Vladimir Golschmann
 / 展覧会の絵 / Pictures at an
              an exhibition
 / 展覧会の絵 / Pictures at an an
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              Pictures at an exhibition
Hymisher
              Greenberg w/ European P.O. - Pictures at an exhibition
Walter Goehr
w/ Nederland P. O.
Nicolai Golovanov
w/USSR Radio S. O.
Nicolai Golovanov
w/Moscow Radio S. O.
Vladimir Golschmann
w/ Viena State Opera O.
Eugene Goossens
w/ Royal P.O.
Eugene Goossens
w/ Royal P.O.
Mark Gorenstein
w/ Russian S. O.
Hymisher Greenberg
w/ European P.O.
arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel
arr. Maurice Ravel
Guild Intn. MMS-138 [LP]
Arlecchino 101  King KICC2400 Fontana BIG308-L [LP]
Medici Arts MM009-2
新星堂/東芝EMI SAN-27 Le Chant de Monde RUS288168
Symphonia SYM014
?
Moscow 1947  Moscow 1953/3/24  1962 ?
London 1957/9/26&28 London 1959
2001/2-4
?
ゲールには自身で編曲した版もあるというが、これはラヴェル編 の演奏。 鮮明な演奏。同時収録曲もなかなかよい。フルートが名手だ。おすすめできる・・・といってもこれまでCD化されていないようだ。 ゲール自身による、ラヴェ ル版とゲール版のカップリングでCD化されたりしないだ ろうか。






のっけのはげ山の一夜が強烈で、いやがおうにも期待が高まる。 そして、 期待を裏切らない強いロシア風の演奏。金管と打楽器群のテンションの高さとそれに負けない弦楽器の熱演。この他、プロムナードが 最初のみで他はすべて省略 されていることと、激しいテンポ・ルバードがしばしば見られることが特徴だろう。古城などでは、途中で極端なテンポアップが何度 か出てきて、ひどく驚かさ れた。一聴の価値あり。


このCDはゴラヴァノフの晩年近くの録音。しかし、曲の起伏が激 しすぎ、打楽器の追加部位や曲の一部カットなどもあり、ゴロヴァノフ版といってもよいものになっている。ライナーノートにもあっ たが、やはりちょっと異常 を感じる。録音があまり良くないこともあり、管楽器や打楽器の音が割れており、ロシア風演奏の真価が損なわれているのも残念。

ニコライ・ゴロヴァノフ(1891-53)は、モスクワ放送響の2 代目首席指揮 者。この彼の時代(1937-53)こそがモスクワ放送響の躍進した時期である。ゴ ロヴァノフは1938年と39年にも「展覧会の絵」を録音しているらしい。
ややロシア風の演奏。物悲しい金管楽器の音などはなかなかいい し、ケレ ンミ のないパーカッションもいい。ジャケットは珍しく女性モデルを使用したデザインで結構いい感じ。ドレスは Susan Small というブランドのものらしい。

ウラディミール・ゴルシュマン (1893-1972)は、ロ シア系フランス人でパリの生まれ。ヨーロッパとアメリカで音楽活動を行った。

Vladimir Golschmann

Vanguard GT1018 [LP]

同音源を使った国内盤。併録はマリ オ・ロッシ指揮のシェラザード (リムスキー =コルサコフ)。
颯爽とした演奏。管弦打ともにいい。迫力もある。すばらしい。 おすすめ できる。

ユージン・グーセンス(1893-1962)は イギリスの指 揮者。ヴァイ オリニストの息子として生まれ、自身もヴァイオリニストとなってクィーンズホール管弦楽団に務める。1916年より指揮者と なり、ロチェスターやシンシナ ティで指揮をした。後年、オーストラリアのシドニー響などで指導にあたった。
音源が古いせいかもしれないが、古城のサックスは独特のくすんだ音色でなかなか印象的。ビドロの ファゴッ ト、雛の踊りのピッコロなどいずれも管楽器の演奏にうまさを感じる。
全体に硬質な演奏。フルート、サックス、 ホルンな ど管楽器がうまい。

ゴレンステインはヴァイオリニスト出身で、韓国のプサン交響楽団の 指揮者を経 て、1993年よりロシアSOの指揮者。ロシアSOは1990年に結成された若々しいオケ。
オケも指揮者も録音情報もない。レーベルもよくわからない。た だし、デ ジタル録音なので最近の演奏だろう。若い指揮者と演奏者たちかもしれない。表情の付け方が極端なところもあるが、全体にはオーソ ドックスな曲解釈で、演奏 の質もよい。
(time 30'50) (time 26'49) (time 32'41) (time 29'24) (time 33'23) (time 32'48) (time 35'11) (time 35'31)
併録:中央アジアの草原で(ボロディン)
併録:はげ山の一夜、ホ ヴァンシ チナ前奏曲・モスクワ河の夜明け、ボリス・ゴドゥノフからポロネーズ(以上、ムソルグスキー)、ローン・ダマスミン(タネイ エフ) 併録:ボリス・ゴドゥノフより「ポロネーズ」(ムソルグスキー)、モスクワ河の夜明け (ムソル グスキー)、序曲1812年(チャイコフスキー) 併録:はげ山の一夜(ム ソルグス キー) 併録:ロシアの復活祭序 曲(リム スキー=コルサコフ)、法悦の詩(スクリャービン)、イスラメイ(バラキレフ、カセラによる管弦楽版) 併録:展覧会の絵(ピアノ版・ベロフの演奏で)
併録:はげ山の一夜、ホヴァンシチナ、間奏曲、スケル ツォ、ボリ ス・ゴドゥノフ(すべてムソルグスキー)
併録:はげやまの一夜 (ムソルグ スキー)

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