© 2000-2024, Kyu-hachi TABATA Last updated 2013/04/29

「展覧会の絵」  ラヴェル版  (指揮者Ma)
"Pictures at an exhibition" Ravel's version (Ma)

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Pictures at
                an exhibition by Macal
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Jun Markl / Pictures at an exhibition
Lorin Maazel
w/ Philharmonic O.
Lorin Maazel
w/ New Philharmonic O.
Lorin Maazel
w/ Cleveland O.
Zdenĕk Mácal
w/New Jersey S. O.
Zdenĕk Mácal
w/Czech P.O.
Sir Charles Mackerras
w/New Philharmonia O.
Sir Charles Mackerras
w/Royal Liverpool P.O.
Jahni Mardjani
w/ Georgian SIMI Festival O.
Ivan Marinov
w/ Sofia S. O.
Igor Markevitch
w/ Berlin P. O.
Igor Markevitch
w/ Gewandhaus O. Leipzig
徳 間 シャルプラッテン TKCC-15166

再プレスのため1000 円と お安い。


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                    Pictures at an exhibition

Eterna 8 26-449 [LP]

同時 収録 はなし。
Igor Markevitch
w/ Philharmonia O.
Igor Markevitch
w/ NHK S.O.
Jun Märkl (準メルクル)
w/ O. National de Lyon
Eduardo Mata
w/ Dallas S. O.
arr. Maurice Ravel
arr. Maurice Ravel
arr. Maurice Ravel
arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel
arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel
東芝 EMI TOCE-1215
DECCA 450 081-2
Telarc CD-80042
Delos DE 3217 Exton OVCL-00291 Vanguard COCQ-83791
Virgin Classics
VC 7 91174-2-261 247
Sony Infinity QK-57233 Grand Gala 2169
DG/Polydor POCG-3127 徳 間 シャルプラッテン TKCC-30223 Vivace Classics 3680262
東 芝 EMI HLD-5020 [LD]
Altus ALT194
RCA/BMG ビクター  R25C-1029
Abbey Road 1962/6
1971/10
Cleveland 1978/10/20
New Jersey 1996/10/14-15
Prague 2007/1/18-19 London 1973/7
Liverpool 1990/1
-1994 Sofia
Berlin 1953/2 Leipzig 1973/5/14-18 ?
Tokyo 1983/1/13
横浜 2007/11/9
1982/4/14-15
この録音は、落ち着いた演奏。後年のものと比べるとやや音が重 く、展開の物足りなさを感じる。

マゼールは1930年パリ近郊のニュイイの生まれだが、米国で 育っ た。クレンペ ラー時代のフィルハーモニア管にたびたび客演しており、クレンペラーの晩年はマゼールが次席指揮者として活躍した。
全体的に癖がなく無難な演奏。古城 でのサックスなども安心して聞ける。弦パートから時々、変な音が入るのが耳障り。

マゼール(1930-)はヴァイオリニストでもあるアメリカの 指揮 者。ニュー・ フィルハーモニア管は、財政難から一旦解散し、クレンペラーを中 心に自主運営していた時期(1964-77)のフィルハーモニア管の別名称。同時収録のピアノ協奏曲のピアニストは、マ ゼール夫人のイスラエラ・マルガ リット。

Lorin
                Maazel

Karussel  450 081-2

ローリン・マゼールは6代目の首席指揮者(1972-82)。クリーブランド管の指揮は、ロ ジン スキー、 セル、ブーレーズ、マゼール、ドホナーニ、アシュケナージと受け継がれており、特にマゼールの時代まではセルの時の楽団員が多く のこり、音もよく似たもの となっている。それで、管楽器のくせなどは 1963年のセル版と似ているが、全体に音が鮮明で軽快な仕上がりとなっている。ドホナーニ版(1989年)などとも比較して聞 くと面白いかもしれない。
音量が豊かな演奏。カップリングの若者の夢(「はげ山の一夜」のコーラ ス付き版)も魅力。どのパートも明るい音が出ていて好感が持てるが、ムソルグスキーの曲としてはやや明るすぎる気もする。

ズデニェク・マーツァル(1936-)は チェ コ・ブルノの生 ま れ。 NJSOの音楽監督に1993年就任。 2003年から故国の名門チェコ・ フィルの第10代首席指揮者。
チェコ人の指揮者とチェコ・フィルの組み合わせ。木目の細かな演奏が広 がる。やっとアンチェル+チェコ・フィルに替わる録音が現れたと思う。おすすめできる。

チェコ・フィルは、1896年、ド ヴォルザーク 指揮のもと最初の演奏会を行った。この後、ターリヒ、クーベリック、ア ンチェルな どチェコ人指揮者によって名門オケへと育てられる。旧ソ連の蹂躙による苦難の時代をヴァーツラフ・ノイマンと共にしの ぎ、ソ連崩壊後は、アルブ レヒトやアシュケナージなど非チェコ人の指揮者を経て、やっとチェコ人のマーツァルを首席指揮者に迎えた。ソ連崩壊の 後、帰国したクーベリックを指揮者に 迎えての「わが祖国」の名演は忘れられない。
マッケラスがうまいのか、POがうまいのか。数あるPOの録音の中でも 出色。第1プロムナードだけを聞いてもトランペットのソロ、それを受ける弦楽器の音の清明さに総毛立つ。おすすめできる。

マッケラス(1925-)はオーストラリア人の両親のもと、ア メリ カで生まれ た。2歳の時からオーストラリアで育った。チェコの音楽を得意とし、 ヤ ナーチェクものでは定評がある。 1948年から主として 英国 で活動しており、BBCコンサートオーケストラなどの指揮を長く務め、1979年にナイトの称号を得た。
全体にバランスのとれた演奏。ただし、ややアタックを早めにとる時があって気になった。録音 がい まひとつなのも惜しい。しかし、ジャケットが印象的で引きつけられる。

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Virgin Classics 7243 5 61135 2 7

再プレス版だが、こ れも ジャケットがうまい。コダックの Six-20 Popular Brownie (1939-43) というボックスカメラだが、レイアウトが絶妙だ。

 / 展覧会の絵 / Pictures at an an
                  exhibition

Virgin Classics 7243 5 61752 9

シェラザード(リムスキー・コルサコフ)、テンペスト(チャイコ フスキー)の入った2枚目CDがつく。
若々しい演奏。管楽器と打楽器は思い切りのいい演奏で、ビドロ、雛の踊り、サミュエルなどは楽しめた。バーバ・ヤーガ冒頭部の打楽器群の演奏には胸がすく思い。キエフの大団円もよい。けれ ん味のよさが聞きどころ。

Jahni Mardjani w/ Georgian Festival Orchestra

Digital Focus (Privates)

表カバーには Georgian Festival Orchesra とあるが、背表紙などには Georgian Simi Festival Orchestra とある。音源も同じもののようで、収録曲もすべて同じ。



ライナーノーツが無い廉価版。全体での演奏はいいが、古城のサックス、 ビドロのテューバ、雛の踊りのフルートなどあぶなかっしい。後半は打楽器群と弦楽器が安定した演奏を見せてくれて聴き応えがあ る。

同時収録のはげ山の一夜はなかなかよい。若いオケだろうか。
繰り返されるプロムナードなども1 曲ずつ表現を大きく変えており、またモチーフ曲においてもテンポを細かく変化させながら、曲に表情をつけている。

マルケーヴィチ(1912-83)はロシア生まれのイタリアの 指揮 者。パリのラム ルー管弦楽 団(OCL)を率いたことで名高い。このCDでも同 時収録曲はすべてOCLとの演奏。マルケーヴィチは作曲家でもあって、スコアに忠実な指揮で知られている。

Pictures at an exhibition

DG 17-137 [10' LP]

同時収録はなし。
彼の生涯でも最高といわれている録音。管楽器 の音がよくでており、出だしのトランペット、古城のクラリネット、抑制の利いた弦楽器などもすばらしい。グノムの終わり方、テュ イルリーでの緩急のつ けかたなどもうまい。アーティキュレーションをはっきりとつける彼の指揮にゲバントハウスがきっちりとついてきているのが見事 だ。一柳富美子氏の解説もよ い。おすすめできる。





雛の踊り、リモージュ、カタコンブ、バーバ・ヤーガ、キエフの5曲だけ の抄録版。
マルケーヴィチの明瞭な指揮にもかかわらず、N響の音の鈍さはどうした ことか。マルケーヴィチの俊敏な右手の動きと左手の示す豊かな表現だけが目に焼き付く。時折、目の覚めるような演奏もあるもの の、それはごく一部でしかな い。間違いのない演奏よりも、生き生きとした、表情豊かな演奏が欲しい。演奏後のブラヴォー・コール(やや控えめではあるけれ ど)にも白む。間の抜けたカ メラワーク、悪すぎる録音、いつまでもDVD化されないのも道理だ。

マルケーヴィチ(1912-83)はこの来日から2ヶ月後の 3/7 に南フランス のアンティーブで亡くなった。この映像が最晩年の映像ということになる。ゲバントハウスやBPOを指揮するマルケーヴィ チを是非とも一度見たかった。
口ずさむような軽快なプロムナードで始まる。オーソドックスな演奏になっていて、馴染みやす い。

準メルクル(1959-)は日本人を母に持つドイツの指揮者。 2005年からリ ヨン国立響の音楽監督。日本ではN響との共演で親しまれている。
ひとつひとつの音が明確で輪郭のしっ かりした演奏である。

マータ(1942-1995)はメキシコ生まれ。ベルリン・ フィル やロンドン響 などの客演指揮者をつとめた後、1977年よりダラス 交響楽団の主席指揮者に就任。ダラス交響楽団は1900年テキサス州で創設された楽団で、1945-49年にアンタル・ ドラティを音楽監督に迎え、1回目 の黄金期を、そしてこのマータによって第2回目の黄金期を迎えつつあった。しかし95年メキシコの飛行機事故で死去。
(time 31'07)
(time 30'06)
(time 30'17)
(time 32'27) (time 32'15) (time 32'51) (time 32'01)
(time 34'02) (time 32'18) (time 30'48) (time 32'31)
(time 16'47) (time 36'10) (time 34'17) (time 35'51)
併録:ボレロ、逝ける王女のためのパヴァーヌ、道化師の朝 の 歌、ラ ヴァルス(すべてラヴェル)
併録:ピアノ協奏曲3番ハ長調(プロコフィエフ)
併録:はげ山の一夜(ムソルグスキー、リムスキーコルサコ フ 編)
併録:若者の夢(ムソルグス キー、V.Schebalin編)、ホヴァンシチーナよりゴリツィンの旅、同前奏曲(いずれもムソルグスキー、リムスキー= コルサコフ編) 併録:シェラザード(リムスキー =コルサコフ) *2枚組SACD 併録:ホヴァンシチーナ前奏曲 (ムソルグスキー) 併録:はげ山の一夜(ムソルグスキー、リムスキーコルサコ フ 編)、 イーゴリ公よ り序曲とだったん人の踊り(ボロディン)
併録:はげ山の一夜(ムソルグスキー、リムスキーコルサコフ編)ホヴァンスチナ(ムソ ルグ ス キー) 併録:はげ山の一夜(ムソルグス キー、リムスキーコルサコフ編)ホヴァンスチナ(ムソルグス キー) 併録:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲(グリンカ)、金鶏(リムスキー=コルサコ フ)、 中央 アジアの草原にて(ボロディン) 併録:はげ山の一夜(ムソルグスキー、リムスキーコルサコフ編)
併録:シェラザード(リムス キー・コルサコフ) 併録:チャイコフスキー交響曲6 番「悲愴」 併録:ロメオとジュリエット(プロコフィエフ) 併録:高雅にして感傷的なワルツ(ラヴェル)、ラ・ヴァルス(ラヴェル)

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