© 2000-2024, Kyu-hachi TABATA | Last updated
2008/10/25 |
ロ
シア民族楽器 |
中国民
族楽器 |
琴&シン
セサイザー |
|
Wolga
Virtuosos |
Ma.Gr.Ig.Al |
彭
修文 w/ 中国放送民族楽団 |
長 田清子 |
arr.Vladimir
Boyashov |
arr.
Igor
Ponomarenko |
arr. 彭修文 | arr. 太田恵子 |
MDG
610
1016-2 |
Machester
CDMAN
217-04 |
東
芝
EMI TA-80008 [LP] |
東芝EMI TP-80158 [LP] |
-2015, Kyu/4 |
2004
(?) |
北京市
1984/1 (?) |
1982/6/14-7/29 |
ドムラ、バラライカ、バヤンなどを中心とした10人編成。曲はラヴェル版をベースにしてお
り、編成の割に
は、ごく普通の「展覧会の絵」になっている。全
体としては、曲に応じて楽器構成が少しずつ替わり、1曲1曲
ごとを色分けしている。第2プロムナードでは弦とハープシコードで奏でられるが、これがなかなかいい。ビオロンチェロとバヤ
ンを中心に演奏さ
れるビドロ、ドムラ類とアコーディオン、パーカッションなどで演奏されるリモージュなどはアレンジも演奏も面白く、成功して
いると思う。最後のキエフでは
パイプオルガンまで合奏に加わり、凄い迫力になる。せっかくロシア楽器があるのだから、原曲をベースにもっとロシア風に味付
けるのも手だと思うのだが。 指揮は Jouri Kostew 。ドムラ3本、バラライカ2本、バヤン(ロシアのアコーディオン)などロシア民族楽器に、ビオラチェロ、オルガン、ハー ブシコード、ピアノ、パーカッショ ンなどが一部入る構成。 |
ドムラ、バラライカ、バヤン、ベースの4人。出だしのプロ
ムナードが重
い足取りで始まる。友の遺作展に来たムソルグスキーの心情がよくあらわれていて絶妙。ビドロの後半のわざと音程をはずすとこ
ろなども絶妙。雛の踊りのアレ
ンジもよい。ロシア民謡風に入る第5プロムナードもいい。少し大げさな技巧も見られるが、面白いと思う。おすすめできる。 マグリガルは、「叙情的な小曲や歌曲」という意味だが、創立メンバー4人のファーストネームの最初二文字ずつをつないだ ものでもある。それ故ドットで2文 字ずつ分けているのだろうが、編曲・演奏もなかなかユニークだ。アイ デアあふれる編曲、どうやって音を出しているのかわからないような部分などがいくつもあるが、それらがごく自然に聞こ え、大変面白い。また、こうしたアイ デアやテクニックに偏らない曲作りも魅力。公式HPはこちら。 |
編曲、演奏ともにきわめて格調が高い。また、西洋のオーケストラに全くひけをとらない、中国
の民族楽器群
の多様さと表現力に驚かされる。編曲はラヴェル版を思わせるところが多いが、ビドロで管子という縦笛が使われたり、サミュエ
ルでは揚琴、柳琴、笙などが使
われ、独特の音が新たな効果をあげている。ま
た、弦楽器群の音の豊かさも特筆もの。二胡、高胡、中胡、板胡などの合奏は、ヴァイオリン、ビオラ、チェロなどの音色に近
く、妙に身近な音に聞こえる。ラ
イナーにはこうした演奏にいたった経緯や、中国楽器のていねいな紹介があり、團伊玖磨さんの序文があったりで読み応えがあ
る。また、演奏風景から50名近
い構成であるのがわかる。低音楽器がやや手薄で全体合奏のキエフなどでは甲高い音が目立ってしまったり、演奏に少しきまじめ
すぎるところを感じるが、是非
ともCD化して再プレスしてほしい1枚である。 |
フュージョンとでもいうべきか。長田清子は十三絃、十七 絃、ソプラノ 琴、中国琴を使い分けての演奏。構成は第1プロムナード、グノム、古城、第3プロムナード、キエフの大門、の6曲 からなる抄録。ELPやトミタの影響を感じる曲もあるが、どちらかというと軽快な仕上がり。途中で電子琴とでもいうような音 色もあるが、これはそういう楽 器なのか、あとからエフェクトをかけたのか。なかなか面白い。しかし、琴の役割が全体のごく一部になってしまっているのが ちょっと 残念。 |
(time 35'37) |
(time 36'56) | (time 36'56) | (time 12'28) |
併録:死の歌と踊り |
併録:なし | 併録:なし |
併録:アルハンブラの思 い出(タ レルガ)、アランフェス協奏曲第1番(ロドリゴ)、ボレロ(ラヴェル)ほか |
とびら へ | 前へ
次へ |
↑ トップへ |