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2013/05/06 |
ピアノ合奏 |
ピ アノ&パーカッション |
カ リヨン&ブラス |
ハンドベル |
グ ラス・ハープ |
マ リンバ |
パー カッション合奏 |
パー カッション+その他 |
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Anthony & Joseph Paratore |
Tamriko Siprashvili & Mark Anderson |
Philippe Barbey-Lallia & Enguerrand-Friedrich Lühl-Dolgoruskiy |
44 pianists at 44 grands and a prepared upright | Duo Vivace | 12 Pianisten |
Eddy Marien w/ The art of Brass |
Esprit |
Glass Duo |
神谷百子 |
German
Marimba
Duo |
Percussion Museum | Rotterdam Conservatory Percussion Ensemble |
arr. R. Hache, A.&J. Paratore |
arr. Tim Seddon |
arr.
Enguerrand Lühl |
arr. Hans-Wilhelm Plate | original arr. | arr. Noriko Ishikawa |
arr. Werner Fallein |
arr. V.W.Stephenson, H.Takahashi, & M.L.Thompson |
arr. Glass Duo |
arr. 山田武彦 | original arr. | arr. 菅原淳 | arr. Henke de Vlieger |
Schwann 310113 |
Nimbus NI 5733 |
Polymnie
POL-151-889 |
ram 59305 | Audite 97.463 | Ars
Produktion ARS-38-125 |
Slovart Record SR-0039 | Octavia OVCX-00064 |
Dux 0590 |
PHCP-11020 | codamusic cm 10108 |
Firebird KICC 344 | Rotterdam P.O. Private [DVD] |
Berlin (?) 1981/1/26-27 |
Moscow 2003/12/22-24 |
2011/10 | 1993/5/22 | Stadthalle Sindelfingen 1999/2/14-17 | 2012/5/17-20 |
Mechlin 1999/9-10 |
Tokyo 2008/10/26 |
Poland
2007 |
横浜 1997/4/9-11 | Lübeck 2005 |
キング関口台1スタ 2001/1/28-30 | Rotterdam |
パラトール兄弟によるピアノ連弾。1台のピアノによる演奏であるため、迫力が単純に2倍とい
うわけではな
いが、むしろ、旋律に沿って入る伴奏旋律が繊細な響きをもたらして、曲のイメージを膨らませるのに効果をあげている。ビドロ
や第5プロムナード、バーバ・
ヤーガ、キエフの大門などは好演。それにしても、ふたりの演奏は息がぴったりで、タッチも相違が無く、全く一人で弾いている
ような錯覚さえ起こさせる。奇 をてらうような演奏ではないものの好感が持てる。 |
2台のピアノ合奏。二人でいながら一人のような息のぴった
りあった驚愕 の演奏。二人は夫婦
なのではと直感したが、ライナーを読むとまさにそのとおり。編曲もいいが、この二人の演奏もいい。おすすめできる。 タムリコ・シプラシュヴィリはトビリシの出 身。マーク・ア ンダーソンはカリフォルニアの出身。1990年から二人でデュオ演奏を始め、1993年に結婚。 ジャケットの表紙もいい雰囲気だが、裏表紙の写真もいい。何となくジャケ買い的な買い方をしたが当たりだった。 |
2台のピアノ合奏。和音の追加などがしばしば
ユニークで幻想的なイメージが膨らむ。特にプロムナードの度に違う展開のアレンジは見事だ。これほど次のプロムナードが
始まるのを楽しみに聞くのはこれまでなかったと思う。雛の踊りやテュイルリーも洒脱。こんなアレンジがあるとは思わな
かった。決して奇をてらったものではなく、ムソルグスキーの楽曲を補強するような秀逸なアレンジである。 併録は2台ピアノ版のムソルグスキーづくし。しかも、はげ山の一夜は、リムスキー=コルサコフ版と原典版の2種をそれ ぞれとりあげるという徹底ぶりだ。ふたつの版が全然違うアレンジになっていてかなり楽しめる。ムソルグスキーファンに限 らず、どなたにもおすすめしたい1枚。 |
ドイツのピアノメーカー・シンメル Schimmel の主催で行われた22の国から44のピアニストを集めて行ったピアノ合奏。指揮は Uwe Prakelt。驚愕の企画だと思う。しかし、ピアノソロとあまり変わらないような印象で進行。ビドロ、サミュエルなどから やっと迫力のある合奏が聞け る。しかし、合奏しやすいように細かな装飾音が省略されたり、速いパッセージなどが単純化されていたり、録音があまり良くな いことなどから全体に大味の出 来。期待していただけに、やや物足りない部分がある。最後のバーバ・ヤーガとキエフはさすがに大音量で迫力満点だが、やはり 音の不揃いが気になる。 | ピアノとパーカッション。ピアノは原曲に近く、パーカッションは、ラヴェルの編曲をうまく取り入れ、マリンバ、シロフォ
ン、グロッケ ン、ティンパニ、シンバ ルな ど次々と持ち替えて演奏。全体としてパーカッ
ションのおもしろさがぎゅっと詰まっている演奏であり、センスも良い。またパーカッション群とピアノがうまくマッチしてお
り、ピアノがもともと打楽器的な 要素を持っていることを思い出させてくれる演奏になっている。おすすめの一枚。 ピアノ(Andreas Baumann 1967年生)とパーカッション(Albecht Volz 1961年生)のデュオで1989年に結成。ヴィヴァーチェとはイタリア語で「活発に速く」の意味。レパートリーはクラ シックからジャズまでと広い。 |
ピアノ2台12手、4人のパーカッション。12手とあるが、ピアニストは12人いるようなの
で、片手ずつの演奏だろうか。演奏風景がYouTube にあ
るが、ピアノに群がるように演奏する様は面白いし、アクロバティックだ。ピアノの端から端までを使い切ることができるのも
12手ならでは。サミュエルとそれに続くプロムナードの編曲の冴えはなかなか
だ。ピアノ2台では、パーカッションの音量や音の多彩さに劣る部分があると思うがそれもバランスよく構成
されている。12人+4人もいるのに、その人数を感じさせないのも、この演奏の聞かせどころかもしれない。キエフ終盤のコラールやカリヨンは聴き応えがある。 12ピアニステンは、ドイツ、ロシア、日本、エジプトからの演 奏者からなる。日本人としては、イシワカ・ノリコ、タケザワ・エリコの2名がクレジットされている。 Facebook はこ ちら。 |
カリヨン(教会の鐘)とブラスバンドの組み合わせ。カリオ
ン奏者二人のコンピレーションだが、マリエンが「展覧会の絵」をメドレー演奏している。ところどころ無理矢理つないだような
ところもあるものの、グノム、 古城、リモージュ、ビドロ、雛
の踊り、カタコンブ、バーバ・ヤーガ、キエフの大門など殆どの曲をうまく盛り込んで演奏する。カリヨンの音の広がりとブラス
がうまく合っていてどの曲も心
地よい。また、キエフの大門はもともとカリヨンのモチーフをベースとしていてなかなかいい感じ。 エディ・マリエンは1962年デュッフェル の生まれ。ピアノ を学んだあと、1985年より、カリヨン奏者となる。The art of brass は、1998年、マリエンと共演。 |
プロムナードが始まる。ハンドベルならではの音の清涼さと輻輳が美しい。そして、古城。メロ
ディラインも綺麗だが、通奏低音のベルがいい味を出している。プロムナード、キエフの大門と続くが、カリヨンのモチーフは特
に美しい。演奏後、最後の音がしばらくの間、会場に静かに響く。余韻が消えて、拍手が湧く。いい演奏会である。おすすめでき
る。 エスプリは明治学院中学・東村山高校の卒業生により1993年 に結成されたイングリッシュ・ハンドベル・チーム。指揮は、かつて、同校のハンドベル・クワイアの指導をされていた 田中幸子先生。教え子たちが今も集う て活動を続けている形である。展覧会の絵は、最初のプロムナードがステッペンソン、古城と2つめのプロムナードが高 橋、キエフの大門がトンプソンによる編曲。構成は12名+指揮者+助っ人3名のようだ。併録のいずれもが楽しめる。 カ リヨン好きでなくても楽しめるはず。 |
美しい。そしてすばらしい。グラスハープでここまでの表現
ができるとは
思いもしなかった。「展覧会の絵」は、プロムナード、テュイルリー、古城、リモージュ、カタコンブ、雛の踊り、キエフの全7
曲。この選曲と順番、それぞれ
の編曲、いずれも抜群のセンスだ。技巧に走ることなく、グラスハープの特性を十分に活かした美しい演奏。他の楽器をもしのぐ
芸術性。おすすめできる。 Glass Duo は Anna と Arkadiusz のSzafraniec 夫妻によるデュオ。二人はもともとヴァイオリンとトランペットの奏者であったという。4.5オクターブ(56グラス)の セットも所有する。ブックレットに はグラスハープの歴史や特徴についての説明もある。公式HPも 充実している。 |
オーソドックスなプロムナードで始まるが、
陽気で複雑なリズムへと展開していき、聞く者の度肝をぬく。続くグノムは手短だが、バス・マリンバのベースが続く中で、リ
モージュからビドロまでが 走馬燈のようにメドレーされ、キエフの大門へと展開。終末近
くで再びプロムナードがごく短く演奏され手際よくまとめられる。他の曲でもそうだが、マリンバという楽器の音の良さ、明る
さ、多様さを堪
能できる。また山田による編曲はなかなか面白く、この編曲者と演奏者たちの手による「展覧会の絵」フルセット
を是非とも聞きたい。おすすめできる。 CDタイトル「アラベスク」。神谷百子は 1990年頃から活 発に演奏活 動をしており、このCDでは4台の マリンバ(神谷百子、藤本隆文、小林巨明、大石真理恵)による超短縮版「展覧会の絵」を聞くことができる。 Decca UCCD-3398/9
「展覧会の絵-5態」としてリリースされた2枚組CD。他の4つは、アシュケ
ナージの ピアノ編、ショルティのラヴェル編、ストコフスキーのストコフスキー編、PJBEのブラス編。
|
二台のマリンバによる演奏で原典版に忠実なアレンジ。でだ
しはリヒテル のような早いテンポ。ただし、マリンバのやわ
らかな音が心地よい。雛の踊りや、バーバ・ヤーガなどテンポが速く、メロディが交錯する曲では、マリンバならでは軽快な演奏
が楽しめる。また、古城やキエ フの大門などでは、トレモロが美しい。 German Marimba Duo は、Andreas Schwartz と Matthias Krohn の二人によるセッション。 |
さまざまな打楽器がいろいろなアイデアに乗って次々とで
てくるのは楽しく、パーカッション・ミュージアム(=打楽器の博物館)の名にふさわしい出来映え。特に第5プロムナードで
は、アンクルンという竹製の楽器
がうまく使われており、幻想的なムードや舞台的な広がりを感じさせる。ラヴェルでは省略されたが、第5プロムナードは、全体
の構成上、重要なパートと位置
づけているのがよくわかる。打楽器は本来は旋律楽器ではないため、メロディの輪郭を明確にするのが難しいはずであるが、各楽
器がその特性を生かしあって、 メロディを音域ごとに分担したり、うまくハーモニーを作ったりと楽しませてくれる。 パーカッション・ミュージアムはマリンバ・ 打楽器合奏団で、 1996年 4月にティンパニ奏者菅原淳が中心となって結成された。この CDでは、マリンバに神谷百子らを加え16人編成、約20種の打楽器で「展覧会の絵」を演奏する。 |
ロッテルダム音楽学校の生徒と先生による演奏。指揮は
Hans
Leender。ピアノとチェレスタで始まり、ハープ、ビブラフォン、シロフォン、マリンバ、太鼓、ティンパニ各種パーカッ
ションなど16名での演奏。な かなか楽しいし、うまい。 ゲルギエフ+ロッテルダムPOの演奏がメインの教育用DVDに併録され ているため、抄録的な要素があるのか、半分ほどの曲が省略されているのがちょっと残念。フルでの録音、リリースが待たれる。 ロッテルダムPOのHPでのみ購入ができる 私家版扱いの DVD。教育用に作られている。詳しくはラヴェル版、ゲルギエフの項を参照。このパーカッション版についてはde Vlieger のHPにくわしい。 |
(time 30'15) |
(time 34'10) | (time 33'26) | (time 32'23) | (time 36'56) | (time 9'56) | (time 9'56) | (time 13'03) | (time 20'28) | (time 5'24) | (time 34'13) | (time 34'48) | (time 12'42) |
併録:交響曲1番(メンデルスゾーン、ブゾーニ編) |
併録:春の祭典(ストラ ビンス キー) | 併録:涙(ムソルグスキー)、はげ山の一夜(リムスキー=コルサコフ版)、は
げ山の一夜(原典版) |
併録:なし | 併録:シチリアーノ(フォーレ)、など | 併録:トッカータ(ヨシホフ)、アラビア序曲(シュナイダー)、ハバネラ(ビゼー)、ウィリアムテル序曲(ロッシーニ) | 併録:ベルとブラスのた めのファ ンタジー(レリンクス)、協奏曲(バッハ/ヴィヴァルディ)、フォギーの日(ガーシュイン)、ロンドンデリー、ウェスト サイド物語(バーンスタイン)など 全11曲 | 併録:カリ ヨンファンタジー(バックワルター)、バッハ・パストラーレ、アメイジンググレー ス、ビジョン(ドブリンスキー)、主よ人の望みの喜びよ、グリーンスリーブス、メロディ・イン・F(ドブリンス キー)、くるみ割り人形より小行進曲(チャイコフスキー)、ウィリアムテル序 曲(ロッシーニ)ほか多数。 | 併録:ピアノ協奏曲21
番
KV467(モーツァルト)、二声のインヴェンション8番(バッハ)、ペールギュントから朝、アニトラの踊り、魔王の宮
殿(グリーグ)、前奏曲 op28 (ショパン)、ルーマニア舞曲(バルトーク)、花のワルツ(チャイコフスキー) |
併録:アラベスク(ド ビュッ シー、佐藤俊彦編曲)、月の光(ド ビュッシ−、山下康介編曲)、はげ山の一夜(ムソルグスキー、山田武彦編曲)など全10曲 | 併録:なし | 併録:ボレロ、道化師の 朝の唄 (いずれもラヴェル) | 併録:オケ版、ピアノ版、ジャズ版 |
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