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2013/04/20 |
Erick Banks w/London Symphonic Wind O. |
Tomoki Ubata (宇畑知
樹) w/ Inagakuen Wind Orchestra (伊奈学園吹奏楽部) |
Roger Boutry w/ Garde Republicaine H.O. |
Roger Boutry w/ Garde Republicaine H.O. |
Yoshihisa Fujishige (藤重佳久) w/ Seika Girls's High School W.O. (精華女子高等学校 吹奏楽部) |
Toshiyuki Ichikawa
(市川俊行) w/ Fuchuu S.W.E. (府中シンフォニックウィンド アンサンブル) |
Barry W. Johnson w/ Lamar Univ. S. Band |
John Boyd w/Philharmonia à Vent |
John Raymond Bell w/ Southern Illinois Univ. Edwardsville Wind S. |
Hiroshi Hoshina
(保科洋) w/ Ensamble Kanade (アンサンブル奏) |
Rui Koduka (小塚類) w/ Chuo Univ. S. B. (中央大学吹奏楽部) |
Morten S. Wensberg w/ Norwegian Brass Expor |
arr. Simon Wrigtht |
arr. 宇畑知樹 | arr. Roger Boutry | arr. Roger Boutry | arr. 藤重佳久 | arr. 市川俊行 | arr.John Boyd | arr.John Boyd | arr. Carl Simpson | arr. 保科洋 | arr. 築地隆 | arr. Michael Allen |
東芝 EMI TOCE-7450 | 私家版 IW20-1994 | Corelia F 91780 |
日本 コロンビア ATCC-3008 | PALS PADVD-0501[DVD] | ICD-1344 | Mark Custom TMEA97 MCD-2 | ELFCD1003 | Mark Custom 5389-MCD | PALS PTDVD-0701[DVD] | SBDPCD-5037 | Grong 09-17N |
Abbey Road 1991/3/6-7 |
大宮ソニックホール 1994/5/5 上尾福祉会館大ホール 1994/9/24 |
? |
東京 1995/10/29 | 武道館
1997/1/18 神戸 2003/11/23 |
ルミエール府中 1997/5/3 | Texas 1997 | Indiana 1998/5/23 & 8/30 | St. Louis 2004/2/17-20 | 2004 (?) | 川崎 2005/11/20 | Oslo 2009/01/24-25 |
す
ばらしい出来映え。メロディとベースのほとんどを管楽器で行うものの、最小限のパーカッション、弦楽器を加えて、バランスの良い
構成になっている。また、
各パートの音色の出し方、整え方に抜群のセンスの良さを感じる。歴史的に管楽器が打楽器的に使われていたことを思い出させてくれ
るような使い方もあってそ
れがまた新鮮である。第2プロムナードのホルン、また、バーバ・ヤーガでの(多分)トロンボーンの強奏、効果的に入るウィンド・
マシーンとティンパニなど はきわめて印象的であるし、キエフの大門の最後も迫力満点でかつ新鮮な響き。おすすめできる。 |
宇畑知樹指揮+伊奈学園吹奏楽団による演奏。展覧会の絵は、プロムナー
ド、古城、ビドロ、サミュエル、バーバ・ヤーガ、キエフの大門の6曲。実際の演奏でもこれらの曲だけだったのか、それともCD収
録のために抄録となったの
かは不明。また2回の演奏会からの録音だが、どちらの音源なのかも不明。プロムナードがないために、曲のつながりが唐突になって
いるのがとても残念だ。演 奏は荒いところがあるものの若々しさがよいと思う。 伊奈学園は埼玉県北足立郡伊奈町にある中高 一貫 のマンモス 校。 |
音がつややかで、きらびやかだ。ギャルドの迫力が爆発す
る。ブ トリー編
曲といっても、ほとんどラヴェル編から弦楽器を抜いたような編曲になっている。しかし、一体どこに弦楽器が使われていたかがわか
らないほど自然な組立てな のは見事だ。強奏の美しさ、ユニゾンの美しさはぞくぞくするほどだ。 吹奏楽関係のレコード/CDはジャケット絵 が今 ひとつなもの が多く不満に思っていたが、このジャケット絵(火の鳥) は秀逸。 |
来日公演での録音。場所は渋谷のオーチャード・ホール。左
の録 音と比べ
るとやや音が遠く、音がくぐもっている感じがする。コントラバス隊が何人なのかわからないが、いい音を出していて、それが吹奏楽
団でありながら、管弦楽団 のような雰囲気を出している。 ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団は、弦楽器も揃えた世界最強の軍楽隊。1848年 のフ ランス2月革命の際にパリ防 衛軍に設立されたファン ファーレ部隊を起源とする。1871年にフランスが共和制になり、ギャルド・レピュブリケーヌ(共和国親衛隊)の名称を使うようになった。ブト リーは8代目(1973-97 年)の楽長。 同時収録のブトリー作 ”生きる歓びIkiru Yorokobi” は日本を訪れた時に着想したといい、躍動感にあふれる佳曲。 |
マーチングバンドで有名な精華女子高等学校吹奏楽部の演奏7つが収録されている。
このうち、1997年と2003年のふたつが「はげ山の一夜」と「展覧会の絵」のメドレー。 1997年の演奏は時間も長く、大編成でもあって、かなり の迫力。バッテリーとフロントピット、トランペット・ソロのすばらしさは特筆できる。 2003年の演奏はややコンパクトだが、見事なドリル。ドラムメジャー・中村麻美の豊かな表情と指揮もかなりの魅力。アレン ジと センスの良さ、ひとりひとりのレベルの高さ。すばらしい。おすすめできる。 |
府中シンフォニックウィンドアンサンブルの演奏。府中市は東京都の中でも職住のバランスがよ く住 民満足度 が高い町。この 町で1983年に府中五中ウィンドアンサンブルのOBによって発足したバンド。団員は40名ほどで、ラヴェル版に沿った演奏。 | 録音がやや悪く、全体に音がくぐもっている。Boyd 編曲であるため、パーカッションが上手に使われているが、時々、トランペットなどのメインの管楽器で音がもれたり、こぼれたりす るのはご愛敬。ビドロの演 奏は秀逸。第4と第5プロムナードもよい。しかし、全体に淡泊な演奏で、ひとつひとつの楽器の音にもう少し表情が欲しいし、熱気 のようなものも欲しかっ た。 | インディアナ州立大学の音楽科を中心に木管、金管、各種打楽器が入る 40数名から構成された楽団。古城などではマンドリンの主旋律で始まり、徐々にいろんな楽器が加わっていく構成の面白さ。全体に パーカッションの使い方が ちょっと変わっていたり、テンポが遅めに演奏するところがあったりで、風変わりな演奏になっている。キエフの最後で幾重にも鳴り わたるカリヨンの音は他 に類を見ない演出で、きわめて印象的。Boyd 編は独創的なところがあって、おすすめできる。 | グノムなかなかいい。古城もいい。ビドロはかなり早いテンポでユーフォ ニウム(だろうか)とパーカッションでぐいぐいと進む。面白い。 | 保科洋率いるアンサンブル奏(かなで)の演奏。マルチアングルで
収録されているため、指揮だけを見ることもできる。編曲は、第1プロムナードがトランペット・ソロで始まる、ビドロが弱奏の
テューバで始まる、サミュエル
の終わり方がドレドシ、第5プロムナードが省略、などかなりラヴェル版的。合奏の合っていないところや、旋律楽器の出だしが悪い
ところなど、練習不足 も感じられた。練習風景が併録されており、保科洋の曲解釈や指揮法を知ることができる。 保科洋(1936-)は、指導者、作曲家と し て、日本の吹奏 楽の発展と普及に広く貢献。代表作「饗宴」や「風紋」でよく知られている。 |
小塚類指揮+中央大学吹奏楽部の演奏。ラヴェル編をもとにした編曲。ところどころシロフォン をう まく入れ てい るが、あまりにもラヴェル的でもう少し冒険があってもよかったかも。演奏もやや淡泊。 | オスロのビグドイ教会での収録。15名からなる編成だが、打楽器3名以外は金管のみ。編曲は
ラヴェル的だが第5プロムナードがちゃんと演奏される。編曲はいい。特に低音楽器の使い方がうまくて、地鳴りのような音が
入ったりするのはなかなかいい。また管楽器の演奏は秀逸。ただし、録音か編集
の問題かもしれないが、打楽器−特にシロフォン−の音がもっと強ければ、バランスがよくなると思う箇所が
いくつかあった。キエフの冒頭部のアンサンブルは見事。ここだけでも聴く価値がある。 併録はいずれも素直に楽しめた。特にブランデンブルグ協奏曲はオルガン的な要素がよくマッチしていて、しかもオルガンより も音の切れがいいこともあって、演奏・編曲ともにいいと思った。 |
(time 35'34) | (time 20'27) | (time 31'30) | (time 34'55) | (time 9'43/5'42) | (time 34'04) | (time 33'26) | (time 34'04) | (time 34'02) | (time 32'40) | (time 29'35) | (time 34'28) |
併録:ローマの松(レスピーギ)、ロシアの復活祭序曲(リムスキー=コルサコ フ) | 併録:ハーリ・ヤノシュなど全15曲 | 併録:はげ山の一夜(ム ソルグス キー/ブトリー編)、火の鳥(ストラヴィンスキー/ブトリー編) | 併録:フィガロの結婚序 曲(モー ツァルト)、ニュルンベルクのマイスタージンガー第1幕への前 奏曲(ワーグナー)、生きる歓び(ブトリー)、火の鳥(ストラビンスキー) | 併録:多数 | 併録:フローレンティナー行進曲(フチーク)、無敵 の鷲(スーザ)、その他 | 併録:ナイルの兵(アル フォー ド)、ローゼンカヴァリエのワルツ(シュトラウス) | 併録:祝典序曲(ショスタコービチ)、主題と7つの 変奏曲(チャイコフスキー) | 併録:コンサルティーノ(ショスタコーヴィチ)、ロ シアのクリスマス音楽(リード) | 併録:秋空への賛歌、エルザの大 聖堂への行列、マーチ「風薫る五月に」、祝典舞曲、吹奏楽のための愁映、秋空への賛歌(いずれも保科洋の作曲もしくは編曲) | 併録:マジック・オーバーチュア(ドス)、イースト コーストの風景(ヘス)、吹奏楽のための序章ラッシュモア(リード)、舞踏組曲(バルトーク)、メリーウィドウ(レハー ル)、ラデッキー行進曲(シュトラ ウス) | 併録:仮面(ドビュッシー)、 ブランデンブルグ協奏曲(バッハ) |
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