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2014/03/16 |
フルート合奏 |
フ ルート&チェロ |
木管合奏 | ヘッケルフォン |
オー ボエ&ピアノ |
ク ラリネット合奏 | バ スーン合奏 | サックス |
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Ensemble les joueurs de flute |
Piacere "Flute Ensemble" | Lynx "Re" |
Die 14 Berliner Flötisten |
Blaserquintett der Staatskapelle Berlin |
Il Quintetto Bibiena | Pentaédre |
Take 8 (たけはち) |
Wolfgang Schottstädt Hoeckelphon Werke |
増澤正晃 & 若林淳子 |
武田忠善 w/ くにたちクラリネット オーケストラ |
Quadriga Basson Ensemble & Dag Jensen |
須川展也 | Tex Sax |
arr. Dominique
Hunziker |
arr. 栗野 徹 |
arr. Masanobu
Shinoda |
original arr. |
arr. Joachim Linckelmann | arr.Carlo Ballarini | arr.Stephane Mooser | arr.武島恒明 | arr. W. Schottstädt | arr. 増澤正晃 & 若林淳子 | arr. 淀 彰 | arr. Dag Jensen | arr. 長生淳 | arr. William Schmidt |
Jacklin-disco JD
688-2 |
東京サウンドシティ
TSC-CD-0029K |
Sony MHCL 10094-5 |
Labium LA 75 101 |
Sony Classical 513858-2 | Agora AG 062 | Atmaclassique ACD2 26871 | Momonga Record MRCP 1011 |
Tonmeister CD 11581-01 |
及川音楽事務所 YZBL-1005 |
コジマ LMCD-1596 | Genuin GEN86077 | 東芝 EMI TOCE-55521〜3 | Mark Custom Rec. 2280-MCD |
Kirche 1993/4 |
新座市 民会館 1994/10/21 |
2003 |
Berlin 1996/11/10 |
Berlin | Verona 1996/3 | Montreal 2012/12 |
上大岡 2005/1/6-7 |
1994以降 (?) |
2008/2 |
府中 1998/12/11 | Berlin 2006/2/13-18 | 岐阜サ ラマンカホール 2002/8/20-22 10/1-3 |
1998 |
8人のフルート合奏。ジャケットにあるような様々な形のフ
ルー トを使っ
ている。「展覧会の絵」はプロムナード、雛の踊り、プロムナード、リモージュの市場とわずかに4曲の抄録でだいぶ物足りない。 |
ピアチェーレとは「自由、気ままな」という意味。楽器製作
者を 中心とし
た12-15人のグループ。ダブルコントラバス、コントラバス、F管バス、バス、アルト、コンサート、ソプラノ、ピッコロ、
BeeMode といった種類
のフルートから構成されている。このため、カバーできる音域が広く、また同族楽器ならではの一体感がある。あたかもパイプオルガ
ン演奏のような迫力がある
一方で、森の中を吹き抜ける風の音のような自然なシンプルさもある。編曲も妙にいじってないのがいい。おすすめできる一枚。 |
フルート・カルテット Lynx のベスト盤(2枚組)。展覧会の絵は、"Russina
Wind"
からの再録で、第1プロムナード、古城、雛の踊り、キエフの4曲。弱奏部やテンポの速いところが美しい。さわやかな風のような演奏。展覧会の絵は、フルー
トだけの構成であったが、他の楽器も交えるとフルートの音がさらに映えるように感じた。Lynx +
αでの全曲演奏を聴いてみたい。 Lynx の意味はオオヤマネコ。ピッコロ、フルート、アルトF、バスFの女性カルテット。リリースCDは多く、このベスト盤は10年目の記念でもあるようだ。 SRCL
5593-4
Russian Wind というタイトル。DVDが付い
ていたが、白鳥の湖のみの収録だった。展覧会の絵はCDのみ。
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ベルリンフィルの14人のフルート奏者と12人のチェリス
トに よる合
奏。この組み合わせがまず絶妙だ。フルートが旋律を担当し、チェロがうまくベースを担当するおかげで、お互いに存分に音をだせる
無理のない演奏になってい
るからだ。曲目はぐっとへらしていて、プロムナード3曲を含む10曲。曲のつながりに違和感があるが、思いの外、楽しい演奏。 ライナー・ノーツの殆どがドイツ語で書かれ てい るため、詳細 がわからないが、14人ではなく、15人の演奏者の紹介がある。また、その中にひとり、ヒコ・イイズカという日本人らしい名 前がある。 |
ベルリン・シュターツカペレ(ベルリン州立歌劇場管弦楽団)の団員5人 よる木管5重奏。編曲はラヴェル版的であるが、たった5人で演奏しているとは到底、思えない見事な演 奏。編曲も秀逸。おすすめできる。 | 木管5重奏(フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴッ ト)。 邦版 では「ビビエーナ五重奏団」となっている。いささかアップテンポ の軽妙な味付けで始まる。グノムなどでも、ややコミカルな感じで進む。オーボエ、クラリネットはいい音を出しているが、ホルンと ファゴットの音の粘りが足 りず、フルートは音色が乏しい。「古城」「ビドロ」などはまあまあの仕上がりだが、全体的にはモチーフへの踏み込み不足を感じ る。本人たちは楽しんでいる 様子がうかがえるのだが、やや独りよがりになっているのが残念。 | フルート、オーボエ、クラリネット、バスーン、ホルンの木管五重奏。第1プロムナードでは、
副旋律がうまく組み込まれていてちょっとうれしくなる。グノムや古城はラヴェル版に近いものだったが、ビドロや第5プロム
ナードでやはり副旋律がうまく入る。技巧に走ることをせず、ひとつひとつの音を丁寧に奏でるようになっていてなかなかよい。
だが、死者の言葉や、バーバ・ヤーガなどはやや情感が不足気味に感じた。楽器の性質
上、あまり強奏ができないのかもしれないが、それならばそれで、テンポなどで工夫してもよいように思った。好感度は高い。 ペンタエドレは、1985年に結成されたカナダのグループ。男 性4名、女性1名からなる。 |
フルート2、クラリネット3、サックス3にパーカッション。この編成でこれほど豊かな音にな
ると は驚き
だ。原典版をベースにアレンジしているがラヴェル的でもある。グノムで半拍おきながらのドラムはなかなか面白い。グノムは足をひ
きずりながら駆け寄ってく る様子が目に浮かぶ。続くどの曲もうまい。管楽器の雄弁さをあらためて実感する。 |
ヘッケルフォンは1904年に作られたオーボエ族の楽器。オーボエよりも半オクターブ低く、
バ スーンとの
ギャップをつなぐ音域。形状と音域はイングリッシュホルンに似る。第1プロムナードがそのつややかな音色で始まる。いいオープニ
ングだと思う。バスーンや
オーボエが混ざっているので明確な音の区別ができないが、ヘッケルフォンたちの豊かな音色を堪能できる。アレンジもシンプルで諸
処適切に省略や短縮してい るのが功を成していると思う。 ウォルフガング・ショッツスターツ(1953ー)に生まれ、 オーボ エを学び、 1985年からさまざまなオケでヘッケルフォンを客演するようになった。ヘッケルフォン・ヴェルケはショッツスターツを中心にヘッケルフォルン、バスーン、オーボエ、ビオ ラ、 ピアノの奏者から構成される 総勢8名のアンサンブル。 |
オーボエ(増澤)とピアノ(若林)が交互に演奏する第1プロムナードで始まる。これまでにな
かっ た演奏ス タイルだ。友が亡
くなった悲しみ、しかし、絵を通してその友と再会できる歓び、このふたつが入り交じったような気持ちがうまく表現できているよう
に感じた。第5プロムナー ドも美しかった。オーボエの音がきれいだ
が、ピアノとのバランスもよく、編曲のセンスの良さは特筆できる。ライナーには物語風の解説もあって、これも面白い。終盤は、さ
すがにオーボエだけでは物
足りなくも感じたが、他の楽器の演奏の際にも大いに参考になると思われる箇所が多く、実際に他の楽器を加えた演奏も聴いてみたい
と思った。おすすめでき る。 1997年6月に結成されたデュオ。この CDは 3枚目。HP はこちら。 |
国立音大クラリネット専攻生50名と数名の打楽器奏者から なる オケ。さ まざまな音域のクラリネットがそろい、多様な表情をみせてくれる。また、見事に音色が揃って演奏されるのはなかなか聴き応えがあ る。ビドロは強奏で始まる ので原典風だが、サミュエルの終わり方や、第5プロムナードを省略するところはラヴェル風である。同族楽器のオケであるため、音 はきれいだが、やや単調に なってしまっているのが残念。 | バスーンだけからなる合奏。カドリーガ・バスーン・アンサ
ンブ ルの4人
に、ダグ・イェンセン、山田知史(やまだのリひと、コントラ・バスーン)が加わった6人で演奏。オーケストラなどでは低音を受け
持つ楽器だが、音色が豊か
で明るく軽快だ。第4・第5プロムナードが省略されていることも相まって早いテンポで演奏が進む。やや曲を短くしすぎている部分
もあるのが残念だが、編 曲、演奏ともに良質で聴く価値がある。他の収録曲も良好。 バスーンはフランス伝統のファゴット系楽器 だ が、これは思い がけないことにドイツでの録音。 |
須川展也はクラシック・サックスの第一人者であり、東京佼 成 WOのコン サート・マスターとしても活躍。彼 の真骨頂ともいえる3枚組の作品集で " Exhibition of Saxophone" というアルバムタイトルがついている。お目当ての「展覧会の絵」では、35分にも及ぶ演奏をソプラノ、アルト、テナー、バリトン の4本を持ち替えながらの 巧みな演奏。ピアノ伴奏(小柳美奈子)とのからみもうまく、サックスらしい演奏が存分に聴けるし、音色がまた艶っぽい。編曲も見 事、演奏も見事。 | ソプラノ、アルト、テナー、バリトン、バスの都合10本の
サッ クスによ
る合奏。艶っぽい演奏が続くがやや単調。また、合奏ならではの「音の掛け合い」のようなものが無くて物足りない。もう少しスイン
グ風のアレンジがあ るとよかったのかもしれない。 |
(time 4'16) | (time 31'30) | (time 10'58) | (time 31'30) | (time 31'31) | (time 32'44) | (time 32'25) | (time 34'18) | (time 26'18) | (time 37'52) | (time 38'46) | (time 25'04) | (time 33'05) | (time 36'44) |
併録:全20曲。 | 併録:トッカータとフーガ ニ短調(バッ ハ)、カル メン(ビゼー)、ラ・フォリア(本間貞史) | 併録:多数。 | 併録:多数。ピンク・パンサーのテーマ(マ ンシー ニ)、ブルートレイン(ハットリ・リョウヘイ)などもある。 | 併録:アルペジオ・ソナタ (シューベルト) | 併録:Petite suite & Scherzo (A.Borodin) | 併録:春の祭典(ストラビンス キー) | 併録:こうもり序曲(シュトラウス)、小組曲(ドビュッシー) | 併録:小四重奏(フランソワ)、ヘッケルフォン、ビオラ、ピアノのための三重 奏(ヒン デミット) | 併録:ハバネラ形式の小品、ボレロ、亡き王女のためのパヴァーヌ(いずれもラ
ヴェル) |
併録:カプリス(グラン ドマ ン)、ハンガリー舞曲第6番(ブラームス)、スカラムーシュ(ミヨー)など | 併録:ディベルティメン ト(ス ティーブンスン)、タンゴ組曲(ピアソラ)、マーチパスト(ペーターソン) | 併録:ラプソディ・イン・ブルー(ガーシュ イン)な ど多数。 | 併録:ブランデンブルグ 協奏曲、 コラール変奏曲(以上 J.S.バッハ)、メシア(ヘンデル) |
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