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2010/08/22 |
Igor Ardašev |
Hiroshi Arimori (有森博) |
Mikahil Arkadiev |
Andrew Armstrong |
Vladimir Ashkenazy | Vladimir Ashkenazy | Vladimir Ashkenazy | Dickran Atamian |
Nicholas Austin |
原典版 | 原典版 | 原典版 | 原 典版 | 原典版 | 原典版 | 原 典版 | arr.
Rimsky-Korsakov |
原典版 |
Supraphon
11 2194-2 131 |
fontec
FOCD9241 |
Russian CD Shop RUCD30108 | Cordelia
Records
|
London/ポリドール POCL-9405 | London/ポリドール F25L-5311 | Teldec
Video
9031 70774-6 [LD] |
Lyra
House LHL1003 |
私家版 |
Prague 1994/2/26 | 富士見市 2005/3/1-3 | Moscow 1994 | New York 2003/09/11-13 | London 1967/6 | London 1982/6 | London 1983 | Pennsylvania 1982/5/1-2 | 1996 |
プラハのドボルザーク・ホールでのライブ録音。リヒテルを
思わせるやや
駆け足のテンポで第1プロムナード。ただし、タッチは柔らかめで繊細。グノム以降も同様で全体に幻想的な雰囲気がよく出てい
る。雛の踊りではちょっと変
わったアクセントをつけて面白く感じた。全体に透明感にあふれ、流
麗で優しい。こういう展覧会の絵もいいと思う。 イゴール・アルダセフの詳細は不明だが、 CD裏のポートレー トからだと30代後半ぐらいだろうか。髪は黒に近いブラウン、面長で細身。手前に組んだ手の大きさが印象的。 |
明瞭で端正な演奏。情緒的でありながらほどよく抑制が利い
ている。ま
た、ビドロなどは独自の解釈があり、影絵のような輪郭の美しさがある。第5プロムナードの左手の旋律の美しさも特筆できる。
カタコンブ冒頭の音の不鮮明さ
など数カ所に難があったが、バーバ・ヤーガやキエフのすばらしさで帳消し。おすすめできる。 有森博は1966年岡山の生まれ。 |
グノムでは独特の間をとりながらの演奏。ビドロでは全部の
音を強奏せ
ず、右手の主旋律を見事に際だたせている。非常にていねいな演奏であり、一音一音をおろそかにしない、必然性の感じられる演
奏になっていてすばらしい。迫
力のある演奏を求めるならば物足りないかもしれないが、こういう演奏もいいと思う。おすすめできる。 ミハイル・アルカディエフは1958年サン クト・ペテルブル グの生まれ。ピアニスト、作曲家として活躍しており、1995年にロシア名誉芸術家に選ばれている。 |
端正な演奏。奇をてらった解釈や妙な力みなどが一切なくて 心地よい。ど の曲も軽やかにスムーズに進んでいくが、あわただしい感じではなく、むしろ幻想的な印象を与えてくれる。 | アシュケナージは、30歳(このCD)と46歳の時に「展覧会の絵」を録音しているが、いずれも良い。しかし、この演奏
の方が、やや
ゆったりめに演奏されていて、ひとつひとつの音への神経の行き届き方がよく感じられ、個人的にはおすすめ。 アシュケナージ(1937-)は、ゴーリキー生まれ。モ スクワ音楽院出身で、現在はアイスランド国籍。現代を代表するピアニストのひとり。指揮者としても有名で、 2004-7年、N響の音楽監督を務めた。 Decca 467 127-2 メータ+ロスアンジェルスPOの オーケストラ版とのカップリングCD。 |
アシュケナージ46歳の時の演奏。見事な演奏。メリハリがあり、かつ、フレーズとフレーズの間の取り方が絶妙。このた
め、余韻がよく
響き、
ピアノの音の魅力が十分に引き出されている。プロムナードの美しさは随一。また、「チュイルリーの庭」もよい。彼自身による
編曲のオーケストラ版もカップ
リングされた1枚。 Decca UCCD-3398/9 「展覧会の絵-5態」としてリリースされた2枚組CD。他の4つは、ショル
ティのラ
ヴェル編、ストコフスキーのストコフスキー編、PJBEのブラス編、神谷百子のマリンバ編。
|
3部構成になっており、第1部は、アシュケナージ自身によ
る曲解説
(26分ほど)。第2部は、ストックホルム放送響を自ら指揮したレオ・フンテク版。第3部に自らの演奏によるピアノ版(原典
版)となる。ウィーン原典版の
ピアノ譜などに解説を寄せるアシュケナージならではの力の入り方だ。そしてピアノ演奏は、ロンドン・バービカンホールでのコ
ンサートの録画。演奏のあとの
聴衆の拍手が鳴りやまない。アシュケナージもそれに答えて何度も舞台に戻ってきてお辞儀をし、手を振る。そこにエンディング
ロールがうまくはいる。製作者
の Christopher Nupen
のセンスが光る。映像のすばらしさ、構成の良さもあって、超おすすめできる。DVD化が待たれる。 |
奔放な演奏。グノムなどは独自の装飾音が入って、ちょっと
面白い。終
始、堂々とした演奏で、キエフの大門でも見事な演奏。ときどき本人のハミングが聞こえてく
るのが耳障りではあるけれど、繰り返し聴きたくなる。おすすめしたい。 |
左右のメロディの交差の仕方が巧妙で第1曲のグノムから引き込まれるものがある。ところどこ
ろ、楽譜と音
が違うところがあるが、意図的に変えているようであり、それなりの効果を上げている。全体に原典版に従う演奏だが、第5プロ
ムナードはラベルに倣ってか省
略されている。 オースチンは1962年ベルファスト生まれ。このCDは神戸震 災で被災した YWCAビルの再建チャリティーのために作られたも の。 |
(time 31'46) | (time 31'59) | (time 34'48) | (time 30'39) | (time 34'23) | (time 32'13) | (time 31'23) | (time 29'33) | (time 31'33) |
併録:ピアノソナタ29 番(ベー トーヴェン)、3つのチェコのダンス(マルチヌ) | 併録:小組曲より修道院 にて(ボ ロディン)、うぐいす(アラビエフ)、マズルカ第2番嬰ハ短調(バラキレフ)など | 併録:5つの前奏曲(ス クリャビ ン)、ソナタ第5番(スクリャビン)、ソナタ・ブレビス(アルカディエフ)など5曲 | 併録:ソナタ2番(ラフ マニノ フ)、ソナタ9番"黒ミサ"(スクリャービン) | 併録:喜びの島(ドビュッシー)、夜のガスパール(ラヴェル) | 併録:展覧会の絵(アシュケナージ編) | 併録:アシュケナージに よる曲解 説、展覧会の絵(フンテク編) | 併録:ソナタ第6番 op 82(プ ロコフィエフ) | 併録:プレリュード(ラフマニノフ)、叙情小曲集から2曲
(グリー
グ)、プレリュード(スクリャビン)、ジャワ組曲(ゴドフスキー) |
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