©1998-2024, Kyu-hachi TABATA updated on  2022/06/25


科学英文覚え書き
 

Memorandum for Science English


<動機>

英語で論文を書くのって大変ですよね。母国語で学術論文を読み書きできる英語圏の人達がうらやましいです。例えば、映画「ロ スト・ ワールド−ジュラシック・パーク2」(1997年)の冒頭で、ケリーという13歳の少女が Nature をよく読んでいるという描写があります。欧米では、こういう生きものや研究が好きな子供がそのまま研究者になれる。いいなぁ、と思います。

僕ら非英語圏の人間にとって、言葉の障壁は大きい。それは、単語の意味を 字面で覚えて使うだけではダメだからです。より適切な言葉はどれか、ちがう意味、おかしな意味になったりはしていないか、ということを常に意 識しておく必要がある。文法的にはあっていても、Native には違和感のある場合もあるからです。ひとつひとつ覚えていくしかないのです。

このサイトは英語に苦労していた時代の覚え書きを元にしたものです。 最初は、京大ノートで手書きでした。パソコンを使えるようになってからも、PC98のdBASE III plus、HP100LXの内蔵PIM、Macのハイパーカードと変遷がありました。



<方針>
  1. 学術論文を書くためのいい本はたくさんありますので、一般的な表現は省き、医学・生物 学特有の表現を集めています。例え ば、光顕 下での観 察にもとづく形態の記述などです。また、私の間違いやすい語彙などに偏っている可能性もあります。
  2. できる限り、動詞を中心に編集しています。これは、英語は動詞と前置詞の関係が大事だと思うからです。特に目的語との位置関係など をはっき りさせるた め、例文を長めに引用しています。
  3. 文法上の是非ではなく、学術論文に向いた表現、より単純な表現を優先しています。
  4. 英文校正などで得た情報の場合は、下記の様な印をつけています。
[B] BioScript : Dr. Ann M. Korner による英文校正
[M] BIOMEDCOM : Dr. Larry D. Frye による英文校正
[E] Enago による英文校正


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