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2014/04/13 |
Tugan Sokhiev w/ O. Natl. Capitole Toulouse |
Sir Georg Solti w/ Chicago S. O |
London K28C-80
アルミのような光沢紙を使い、そこに虹のように色をつけ、キエフの大門だけを影絵のように浮かび上がらせている。 PC上 では光沢が表示できないため、この 大胆さ、見事さが全く伝えられないのが残念。好みは分かれるかもしれないが、この大胆なデザインでこそ、CDジャケット にも採用してもらいたい。同時収録 は クープランの墓(ラヴェル)のみ Decca UCCD-3398/9 「展覧会の絵-5態」としてリリースされた2枚組CD。他の4つは、アシュケ
ナージの ピアノ編、ストコフスキーのストコフスキー編、PJBEのブラス編、神谷百子のマリンバ編。
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Sir Georg Solti w/ Chicago S. O |
Marc Soustrot w/ O. P. Pays de la Loire |
Pinchas Steinberg w/ ORF-S. O. |
Markus Stenz w/ Melbourne S. O. |
Evgeni Svetlanov w/ USSR S. O. |
Merodiya Mel CD 10 02034 スケルツォ
Bメジャー、古典的手法による間奏曲、はげ山、カルスの奪還が併録されたムソルグスキー管弦楽曲つくし。ロシアの音が楽しめる。輝くブラスの音色がいい。
Moscow Studio Arc MOS 20019
死の歌と踊り、ホヴァンシチナ、カルス
の奪 還などムソルグス キー尽くしになっている。 |
Evgeni Svetlanov w/ USSR S. O. |
Evgeni Svetlanov w/ BBC S.O. |
George Szell w/ Cleveland O. |
Sony SBK 48 162 同音源を使用。併
録 は、ハーリ・ヤ ノシュ (コダーイ), キージェ中尉 (プロコフィエフ)
Columbia Odyssey Y32223 [LP] 同音
源。 リヒテルの ソフィア・ライブとのカップリング。
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arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr.
Maurice Ravel |
arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | |||
naive V5068 |
London/ポリドール POCL-2902 | SONY Records SRLM
953 [LD] |
Pierre Verany
VDC-1401 |
Casino Austria LID 1994/1 |
ABC classics 465
681-1 |
CDK music ARI 300 |
テイチク TECC-18051 | BBC BBCL4259-2 |
CBS/日本コロンビア OS-318 [LP] |
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Toulouse 2006/07 |
Chicago 1980/5 | Tokyo 1990/4/15 |
Moscow 1988/9/22-23 | Bregenz 1994/5/17 | Melbourne
1997/9/25-27 |
Moscow 1974/03/22 |
Moscow 1989/3/27 | London 1999/10/28 |
Cleveland 1963/10/3 | |||
時々音程のはずれかけている楽器がいたり、音の出だしや終
わり がそろわ なかったりで、ちょっと残
念。同時収録のチャイコフスキーの交響曲第4番は悪くないので、得手、不得手があるのか。 ソキエフは北オセチア出身。2006年よ り、こ のオケの客演 指揮者をつとめる。 |
全体に音が明るいのがよい。いずれのパートもよく揃っており、
表現力も豊かである。中でも金管の鮮明さとパーカッションのうまさは特筆。おすすめできる。シカゴ響には、ライナー盤、ショル
ティ盤、ジュリーニ盤と あるがどれも甲乙つけがたい名演ばかり。 ショルティ(1912-97)はハンガリー出身で、シカゴ響の 第8 代首席指揮者 (1969-91) 。同時期にジュリーニが首席客演指揮者となっており、ライナーによって鍛え上げられたシカゴ響は、ショルティに機能性 を、ジュリーニに表現力を与えられた と言われている。このCDでは、まさにこうしたシカゴ響のうまさが存分にひきだされている。 |
最初にショルティによる解説があり、これがなかなか興味深
い。 というの
も、自らピアノを弾きながら原曲と比較してくれるからである。そして、この解説部で使われるオケの映像は、リハーサルのものであ
り、これまた興味深いので ある。本編の演奏も無論、さすがの出来で、おすすめできる。 ショルティは、1938年以降、スイスで亡 命生 活を送るが、 その時期、ピアニストとして生活の糧を得ており、1942年のジュネーブ国際コンクール・ピアノ部門で優勝もしている。余談 であるが、ショルティが解説時 にピアノの譜面台に置いているのはドイツ・ウルテキスト社の楽譜(ウィーン原典版)。 |
ていねいでオーソドックスな演奏。ビドロの美しさは格別。
キエ フの大門 もなかなかよい。 ペイ・ドゥ・ラ・ロアール交響楽団(OPPL)は、フランスのロワール地方の5つの県とナントとアンジェの2都市で共同 運営 されている楽団。マルク・スー ストロは、1978年からOPPLの音楽監督。 Pierre Verany PV730008 |
卒のない演奏。どの楽器もしっかり音が出ているし、録音も良い。ただ、ヴァイオリンのボーイ
ング が揃って いないところが気になった。演奏が終わって、まばらに拍手が始まる。ライブだったことにやっと気づく。 ORF-SO はオーストリア(現ウィーン)放 送交響楽団。ピンカス・ス タインバーグ(アメリカ 1945-)は1989-96年、同楽団の首席指揮者を務めた。 このCD は入手が難しく、オークションなどでも高め。演奏は悪くないが、高値の理由がわからない。 |
シカゴ響を思わせる演奏。また、ラヴェル版でありながら、
シュ ミイレの 最後をドレシシと原典版に沿った演奏にしているのも面白い。 メルボルン響は1940年にオーストラリア 放送 協会によって 設立された。岩城宏之が1973年から音楽監督を務め、1998年から亡くなるまで桂冠指揮者であった。マークス・ステンツ (独)は、2000年からこの オケを指揮しているようだ。 |
1989年録音とは全く異なる抑制
の利いた演奏。あらためてこのオケと指揮者の良さを感じることのできるCD。ロシア風の演奏、 スヴェトラーノフ(1928-2002)はピアニスト、作曲者 でも ある指揮者。 「赤い扇風機」を指揮台にとりつけて、指揮をすることで有名でもある。 CDVE
04254
同音源をリヒテル演奏のピアノ版とカップリングした再プレス盤。ロシア人同士の
組み合わせは珍しい。しかもとっておきの二人だ。
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モスクワで1989年に開かれた「ムソルグスキー生誕150年記念コンサート」のライブ録音。全体にテンポが早
く、同じくロシアのピアニスト、リヒテルの演奏を思い出させる。管楽器はうなり、打楽器は炸裂する、いかにもロシア風の演奏
。 ソビエト国立交響楽団は、現在のロシア国立交響楽団。スヴェト ラー ノフ (1928モスクワ-)が1965-1992年の長きにわたり音楽監督・主席指揮者をつとめた。 |
はつらつとしたプロムナードで始まる。トランペットだけではなく、オケ全体が若々しい。しか
し、 グノムで
一転して死を暗示するような暗い旋律を奏でる。古城も静かな演奏。プロムナードはムソルグスキー、絵はハルトマン、生きている者
と死んでいる者の対比がそ
こに表現されているようだ。そして、その落差が大きいものの、決して乖離することなく、調和へと向かうという構成が見事だ。ビド
ロはテンポが絶妙。終盤の 鐘とパーカッションが効果的だ。オケが
USSRでないためか、スヴェトラーノフのロシア色がいい形で封印され、昇華されている。でも、最後の最後にスヴェトラ節炸裂で
終わる。やっぱり面白い。 おすすめできる。 |
後のCDと比べてこちらの方が音がよいように感じる。各所でハープの音がよく響いて印象的。クラリネットも美しい。全体
にす ばらしい 演奏で胸がすく。ジャケットの美しさも特筆もの。おすすめできる。 セル(1897-1970)は、ハンガリー出身で後にアメリカに帰化。クリーヴ ランド管の第4代首席指揮者(1946-70)。理事 会の協力をとりつけ、彼は就任早々、楽団員を大幅に入れ替え、定員も104名にまで増員して、オケの強化を行い、世界的 なレヴェルへと育てていった。 |
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(time 33'32) | (time 33'26) | (time 33'23) | (time 33'42) | (time 34'01) | (time 33'58) | (time 35'25) | |
(time 30'35) | (time 34'23) | (time 31'08) | ||
併録:交響曲第4番 (チャイコフ スキー) | 併録:クープランの墓(ラヴェル)、海-3つの交響的スケッチ(ドビュッシー) | 併録:解説(ショルティ による) | 併録:はげ山の一夜(ム ソルグス キー)、中央アジアの草原にて(ボロディン) | 併録:交響曲第48番「マリア・テレジア」(ハイドン) | 併録:死の島(ラフマニ ノフ) | 併録:だったん人のおどり(ボロディン)、はげ山の一夜
(ムソルグ スキー) |
併録:追放されるコリツィン公の出発、歌曲集「死の歌と踊り」、はげ山の一夜、モスク ワ河の夜 明け(いずれもムソルグスキー) | 併録:死の島(ラフマニノフ)、練習曲「絵」(ラフマニノ フ−レス ピーギ編曲) | 併録:ダフニスとクロエ第2組曲(ラヴェル) |
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