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2015/11/01 |
Rico Saccani w/ Budapest P.O. |
Hideo Saitoh (斉藤秀雄) w/ 新日本 P.O. |
Malcolm Sargent w/ London S. O. |
Eiich Sasazaki (笹崎榮一) w/ Toda S. O. |
Thomas Schippers w/ New York P.O. |
Alfred Scholz w/Süddeutsche P. |
Wilhelm Schüchter w/ Nord Deutsches S. O. |
Edward Serov w/Volgograd P. O. |
Northern Flowers NFA/PMA 9906
音源も同時収録曲も左のものと同じ。Amadis
は1995年のプレスで、こちらは2001年のプレス。
RCD Music RCD30628 展覧会の絵の音源は左と同じ。2003年プレスのロシア版。同時収録曲はリャー
ドフの 曲が入っていた。
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Giuseppe Sinopoli w/New York P. |
Leonard Slatkin w/ St.Louis S. O. |
Leonard Slatkin w/ Nat. P. O. |
arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr.
Maurice Ravel |
arr. Maurice Ravel | arr.
Maurice Ravel |
arr. Maurice Ravel | |
BPOL 1002 |
東京FM TFMC-0004 |
日本コロンビア MS-1031-EV
[LP] |
私家版 |
Sony classical
SK 92753 |
Strato classics ST10.061 |
Somerset SF-7800 |
Amadis 7154 |
DG/ポリドール POCG-1083 | VOX 7208 |
BMG 09026-60968-2 | |
Budapest 1998/9/28-29 |
東京 1974/2/18 |
London 1969/10 |
Toda 2005/6/9 |
New York 1965/1/11 |
-1993 |
1960 | Volgograd 1994/7 |
New York 1989/12 | 1975 |
London 1985/01 |
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ビドロの低音部(ファゴットとコントラバス)の表現など、細かなところで巧さを感じ
る。また各曲の終わり方などがきれいで好感が持てる。録音はクリアなのだが、小さな雑音なども拾っていてやや聞き苦しいところも
あるが、弦楽のよさもあっ て聴き応えがある。 ブダペストPOは、ブダペスト・オペラハウスの楽団員から選抜 され たオケ。 1853年創立と歴史がある。 サッカーニは1952年米国アリゾナ州生まれのイタリア系アメリカ人。ブタペストPOの音楽監督を1996-2005務めた。 IODA (CD-R) サッカーニのピアノ
演奏 とサッカーニ指揮
のラベル版が併録されたオンデマンドCD。録音日などが表示されていないが、ラベル版の音源は同じもののよう
だ。
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全体にさわやかな若々しささえ感じるもので、指揮者は年をとるとテンポを
ゆっくりめにとる傾向があるように思っていたのが覆された感じだった。 斉藤秀夫(1902-1974)はチェロ奏者であり指揮者であ り教 育者。この録 音は最後の公演。部分的に 録音しなおしてCD化する予定だったそうだが、その前に逝去。また、皇帝円舞曲などはプログラムにあったものをアンコー ルで再び演奏したものをテイクして あるが、これに関するエピソードがライナーに掲載されていて興味深い。 |
うまい。流麗。そつがない。キエフでカリヨンのモチーフと
なる チューブ ラー・ベルの音がよく響く。 マルコム・サージェント(1895-67) は、 イギリス・ケ ント州の出身。オルガニスト、作曲家、指揮者として活動。プロムスやロンドン響、BBC響などとの演奏でよく知られる。 |
出だしのトランペットが苦しそうだ。古城でもファゴットが息切れしかけている。いずれも持ち
こた えたが、
金管楽器は大変そうだ。やはりラヴェル版は難曲なのだと思う。ひなの踊りとサミュエルは悪くない。また、後半ほどまとまってい
た。 戸田交響楽団は埼玉県戸田市の市民オーケストラで1975年の 創 立。このCDは 2枚組で創立30周年記念・第38回定期演奏会のライブ録音。 |
堂々とした演奏。模範的な演奏。しかし、編集で作られたよ
うな 感じのす る演奏にもなっている。非の打ち所のない演奏ではあるが、何故か物足りない。 トーマス・シッパーズ(1930-77)は ミシ ガン州の生ま れ。 |
古城の旋律がちょっと変わっていると思ったらサックスが3小節、旋律を落としていた。ただ、
どうも金管楽器群の音が少なめな感じがする。ビドロでもチューバはチューバらしくない音の細さ。弦楽器はいいが、管楽器に合
わせて音を控えめにしているような印象の演奏だった。 Süddeutsche は南ドイツという意味だから、南ドイツ交響楽団だろうか。このCDはちょっと変わっていて、指揮者は3人、オケは 4つの組み合わせの寄せ集め。¥ |
最初のプロムナードや、カタコンブなどで、トランペットが
やや 苦しそう
に音をだす。だが、古城などはかなりいい。バーバ・ヤーガやキエフがやや淡泊で整いすぎた音楽になっている。 ヴィルヘルム・シュヒター(ボン 1911-1974)はケルン音楽院でアベントロートに指揮を習う。アーネムやハンブルク、ベルリンなどドイツ国内で活動 した 後、1959-62 年、N 響の常任指揮者をつとめた。 Daiichi
Kikaku OB-4023
謎の廉価版CD。オ
ケは London P.O. となっており録音時間も 31'36
と異なるが、どうも同一音源のようだ。プリッチャード指揮のはげ山の一夜を併録。
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やや重たいトランペットで第1プロムナードが始まる。グノムも同じ色調で暗く重い。全体に抑
制が 利いてい るが、終局でロシア的な管・打楽器の炸裂があり、カタルシスがある。 エドワード・セロフは1937年、モスクワの生まれ。モスク
ワ音楽院を1958年に卒業し、ムラヴィンスキーの助手も務めていた。その後、ペテルスブルグ室内合奏団や、ヴォルゴグ
ラードPO、オデンスSO(デン
マーク)などの首席指揮者を務めている。ヴォルゴグラードPOは1987年創立の比較的新しいオケ。
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このCDでは、彼の緻密で情緒的な音楽が聴ける。ゆっくりめの演
奏で、バーバ・ヤーガなどはやや抑制が利きすぎて面白みにかける。またビドロも迫力不足。しかし、テンポをおさえている分だけ、
低音部の表現力が増し、ま
た弦の音がきれいに出ており、人の心の深いところを流れる感情のようなものをうまく表現していると思う。こういう演奏もよいもの
である。 シノーポリは1946年のイタリア生まれ。1984年からフィ ル ハーモニア管弦 楽団の首席指揮者、1992年からドレスデン国立歌劇 場管弦楽団の首席指揮者をつとめるが、先日(2001年6月)の突然の死去は惜しまれる。 |
明るい躍動的なトランペットでプロムナードが演奏される。全体に軽やかに演奏が進む。 セントルイス響は米国ではNY響についで古い楽団。スラットキ ン (1944〜、 ロスアンジェルス出身)は 1968年から副指揮者、77年から首席客演指揮者、79年から音楽監督をつとめ、このオケのレベルアップに務めた。 96年からは桂冠指揮者。 |
スラトキン2度目の録音。非常にオーソドックスで安心感の
ある 演奏。ま た、ナショナル・フィルは録音専門の楽団。さすがにうまい。 スラトキンは、2004年に15編曲を組み合わせた折衷版も出している。比較すると面白い。 RCA R32C-1065
音源も同時収録曲も同じ。
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(time 32'20) | (time 30'10) | (time 31'50) | (time 35'17) | (time 33'09) | (time 28'49) | (time 29'17) | (time 36'08) |
(time 36'22) | (time 32'24) |
(time 33'04) | |
併録:シェラザード (リ ムスキーコルサコフ) | 併録:皇帝円舞曲(ヨハン・ シュ トラ ウス) | 併録:は
げ山の一夜(ムソルグスキー、リムスキーコルサコフ編曲) |
併録:映画音楽多数(CD 2枚組) | 併録:ア レクサンダー・ネブスキ(プロコフィエフ) | 併録:ス
ペイン(シャブリエ)、スペイン狂詩曲(R=コルサコフ)、熊蜂の飛行(R=コルサコフ)、はげ山の一夜(ムソルグ
スキー) |
併録:な し | 併録:はげ山 の一夜(ムソルグスキー、リムスキーコルサコフ編曲)、ホヴァンシチナから 3曲、ソロチンスクの市から2 曲 | 併録:はげ山の一夜(ムソルグスキー、リムスキーコルサコフ編曲)、高雅にして感傷的 なワ ルツ (ラヴェル) | 併録:はげ山 の一夜(ムソルグスキー、リムスキーコルサコフ編曲)、 |
併録:古 典交響曲ニ長調(プロコフィエフ)、花火(ストラヴィンスキー)、剣の舞(ハチャトゥリアン)、組曲「道化師」(カバレ フス キー) |
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