© 2000-2024, Kyu-hachi TABATA Last updated 2013/04/20

「展覧会の絵」  ラヴェル版  (指揮者U-Y)
"Pictures at an exhibition" Ravel's version (U-Y)

 / 展覧会の絵 / Pictures
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Andre
                Vandernoot
Evgeny Vovkushansky
 / 展覧会の絵 / Pictures at an an
                exhibition  / 展覧会の絵 / Pictures at an an
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                    an exhibition
Wilson w/ Columbus S. Y. O.
Yamada Kazuo
Pictures at an
                wxhibition by Kazuo Yamada
 / 展覧会の絵 / Pictures at
                an an exhibition
Masato Usuki (宇宿允人)
w/ Freude P.
Masato Usuki (宇宿允人)
w/ Freude P.
Andre Vandernoot
w/ O.Society Concerts du Conservatoire de Paris
Evgeny Vovkushansky
w/ St. Petersburg R. S. O.
Edo de Waart
w/ Rotterdam P. O.
John Wagner
w/ Odense S. O.
Alfred Wallenstein
w/Virtuoso S. of London
Gunter Wand
w/NDR S.O.
Gunter Wand
w/NDR S.O.
Richard Williams
w/London S.O.
Peter Stafford Wilson
w/Columbus S. Youth O.
Kazuo Yamada
w/Jpn Philharonic O.
Kazuo Yamada
w/Shinsei Nihon S. O.
Wing-sie Yip (葉詠詩)
w/Central P.O. China
arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel
arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel
Tokyo Art Music MUCD-011
Tokyo Art Music MUCD-020 Command CC11003SD
ELAP music 44181CD
Philips PHCP-10130
Danacord DACOCD 656 LEF Audio Fidelity 50003-2
Profil PH09029
RCA/BMG 74321 72788 2
IMP classics PCD-907 CSY-02002 Denon COCQ-84492
Pony Canyon DMW92123
HUGO Prod.  HRP 750-2
Tokyo 1999/5/30
Tokyo 2003/10/10 Paris 1961/spring ?
Rotterdam 1974/12
Odense 2001/3/1-4
London 1960
Hamburg 1982/9/19-20 Hamburg 1999/2 London 1988/3
Columbus 2002/03/10 Tokyo 1968/7/7
Tokyo 1991/4/28
北京 1991/4/14-17
東京芸術劇場におけるライブ録音で「宇宿允人の世界」と題 する シリーズ の11枚目。全体にゆっくりめの進行。管打がロシ ア・オケばりの活躍。

宇宿允人(1934-)は、1980年から 東京 で「宇宿允人の 世界」と題して、コン サート・シリーズを行っている。フロイ デ・フィルハーモニーは有志に よって編成されるオケ。
「宇宿允人の世界」と題するシリーズの20枚目。1999 年の 録音と比 べ、テンポは標準的なものになっている。全体に品のいい丁寧な演奏。ビドロでは細やかな演奏が思いの外、心地よい。細かなミスが いくつかあるものの、好印 象の演奏。 管楽器の音がすごくいい。マイクがすぐ近くにあるのだろう か。

アンドレ・ヴァンデルノート (1927-91) はベルギーの ブリュッセル生まれ。
録音か編集のせいだろうか。弦楽器など音が出てないところ さえ あるのに 音がよく聞こえてしまう。死者の言葉以降はパーカッション陣、特にティンパニの活躍でなかなかの好演になっている。管楽器もロシ アのオケらしいケレンミが よい。
全体に音色が明るく軽快な演 奏。

ワー ルト(1941-)はアムステルダム出身。1967年からロッテルダム・ フィルの次席常任指揮者、 73-79年には音楽監督と首席指揮者を務めた。その後、サンフランシスコ響や、ミネソタ管の首席指揮者などを歴任している。

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Philips 420 708-2

上と同じ音源。
同時収録は、Dichter の演奏による原曲版「展覧 会の絵
ゆっくりめにプロムナードがはじまる。はじめだけかと思ったらそのあともゆっくりめの演奏が 続 く。普通の オケ、普通の演奏ではあるが、古城の最後でサックスがジャジーな音を出すのが面白い。サミュエルでの弱音器をつけたトランペット が好演奏。弦もうまく引き 立てる。終わり方はラヴェルのスコアでありながら、原典風にドレシシで終わる。バーバ・ヤーガの重い出だしもいい。カップリング のマルシェフの好演もあっ てCDとしてはお得感あり。

デンマークのオーデンスで録音されたピアノ版とラヴェル編オケ版のカップリングCD。
オーデンス響はデンマークにある5つの楽団のひとつ。ジョン・ワグナーはこの楽団で1997-2002の間、主任指揮者を務めた。
オーソドックスな演奏。フィルハーモニア管に似た印象。

2012年にプレスされた音源。非常に抑制の利いた演奏。典型的だと感じたのがテュイル リー。多くの指揮者が早いテンポで演奏する曲だが、ヴァントはゆっくりと演奏する。幻想的でもあり優雅でもある。続くビドロ も美しい。牛の歩みを表現するところで、ティンパニに先立って、大太鼓を効果的に使っているのが印象的。雛の踊りもややゆっ くりめ。カタコンブは管楽器の音程がちょっっと苦しそうだ。キエフはさっぱりとした。技巧に走らない演奏。
「展覧会の絵」はヴァント+北ドイツ放 送響が得意とするレパートリーのひとつであったが、なかなかCDにはならなかった。待望の1枚である。録音状態は秀逸で、楽器の 細かな音は入っているの に、客席の音は拾われていない。ひとつひとつの楽器の音がよくそろっておりうまい。グノムで木琴がうまく使われている。緩急の付 け方もうまい。

NDR は北ドイツ放送の略。ヴァント(1912-2002)は、フルヴァーフェルトの出身。第4代首席指揮者 (1982-91)をつとめ、91年より名誉指揮者 を務める。典型的な晩成型で彼にとっても北ドイツ放送響にとっても80/90年代は共に名声を勝ち得た時代である。
うまい。ビドロ冒頭のファゴット、コントラファゴット、コ ント ラバスな どのうまさは特筆もの。いずれの曲もいい。おすすめできる。

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                at an an exhibition

Fun House 00ED-7102
演奏は、管楽器がやや弱い。弦楽器もところどころで音が出ない。ユースといっても、地元の高 校生たちのアンサンブルであるからやむを得ないのかもしれない。しかし、丁寧な部分やよく練習された部分もあって、全体には 好感がもてた。特に死者の言葉は優秀。バーバ・ヤーガもほぼ適正なテンポ、緩急、強弱で演奏され、キエフへと続く。キエフの 冒頭、テンポをくずしかけるのを立て直す。指揮への集中が見て取れる数小節に胸が熱くなる。ふたつのコラールが終わる。最後 の大団円の演奏がいい。マラソンを走りきってゴールに向かうような情景がかぶるようである。

アメリカ中西部 のオハイオ州にあるコロンブス市のユースオーケストラであり、高校生などで構成される。オハイオ州ではク リーブランドやシンシナティに継ぐ都市である。
細かなところで、やや物足りないところもあるが、演奏のせ いな のか、録 音のせいなのか。しかし、バーバ・ヤーガは独特の疾走感があり、光るものがある。キエフの大門もなかなかよくて、ムソルグスキー の心象風景が見えてくる。 拍動が聞こえてくる。学校教材用に録音され、一般販売のなかった音源だという。CD化は実に喜ばしい。\1,500と抑えられた 価格もいい。

山田一雄(1912-)は、N響の前身であ る新 交響楽団、日本 交響楽団な どを指揮。1960年代以降は、東京交響楽団、日本合唱協会、群馬交響 楽団、新星交響楽団などの指揮者や音楽監督をつとめた。ジャ ンプを交えた指揮をする指 揮者としても知られている。人 気マンガ「のだめカンタービレ」にでてくる片平は、このヤマカズさんがモデルだろう。
第1プロムナードのトランペットなかなかいい。古城のアル ト サックス、 オーボエ、クラリネットもうまかった。早い曲で音の粒が揃わなかったり、強奏部分が粗かったり、打楽器群が単調な叩き方をするの が最後まで気になった。

Pictures at
                an wxhibition by Kazuo Yamada

Pony Canyon PCCL-00132
ところどころ演奏技術の足りないところもあるが、丁寧な演 奏を めざして いるのが感じられる。曲の解釈もオーソドックス。好感がもてる。

葉詠詩は、1960年広東の生まれ。

(time 37'11) (time 34'28) (time 29'54) (time 33'09) (time 32'56)
(time 36'17) (time 30'47) (time 32'40) (time 33'01) (time 32'08) (time 30'51) (time 31'28) (time 33'23) (time 33'18)
併録:ニュールンベルグ のマイス タージンガー前奏曲(ワーグナー)、こうもり序曲(J.シュトラウス)、カルメン組曲(ビゼー) [2枚組] 併録:タンホイザー序曲 (ワーグ ナー)、舞踏への勧誘(ウェーバー)、歌曲「園丁」(清瀬保二)、ウィンザーの陽気な女房達序曲(ニコライ)、ハンガリー狂 詩曲(リスト) [2枚組]
併録:なし 併録:ルスランとリュド ミラ序曲 (グリンカ)、交響曲第5番ホ短調作品64(チャイコフスキー)、弦楽四重奏第2番ニ長調(ボロディン) 併録:はげ山の一夜(ムソルグスキー、リムスキーコルサコ フ編曲、 ただしフルネ+アムステルダムコンセルトヘボウ管の演奏)
併録:原典版「展覧会の絵」(Oleg Marchev) 併録:なし 併録:チャイコフスキー・ピアノ協奏曲1番 併録:交響的断章「聖セバスティアンの殉教」(ドビュッシー) 併録:ボレロ(ラヴェ ル) 併録:なし
併録:ハイドン交響曲第101番ニ短調<時 計>、 チャイコフスキー・スラブ行進曲作品31
併録:ガイーヌ(ハチャトリアン) 併録:1812序曲 (チャイコフ スキー)、ロミオとジュリエット前奏曲(チャイコフスキー)

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