© 2000-2024, Kyu-hachi TABATA | Last updated
2015/11/12 |
Davide Cabassi |
Jordi
Camell |
Michele Campanella |
Sylvie
Carbonel |
Aileen
Chanco |
Sa Chen |
Victor Chestopal |
Shura Cherkassky | Shura Cherkassky | Enrica Ciccarelli | Aldo Ciccolini |
Nino
P. Cocchiarella |
Federico Colli |
Andrea Corazziari |
原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | arr. Rimski-Korsakov | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 |
END 1024 |
Discmedi
Blau DM 506-02 |
Nuova Era 6826 |
Scarbo
DSK 1037 |
Con
Brio Record CBR251 |
PentaTone 5186 355 |
Ricercar RIC
164139 |
Nimbus Records NI 7706 | BBC radio BBCL
4160-2 |
Agora AG 006 | EMI Classics 50999 642135 2 1 | 私
家版 |
Champs Hill Record CHRCD079 |
PayPlay.fm [MP3] |
Bernareggio
2007/10/12-14 |
Granados
1999/5/17-18 |
Montevarch
1989/6/11,14 |
Paris
1990/10 |
2005
(?) |
Netherlands 2009/3 |
Lliège 1995/9 |
Monmouth 1981/2/1 | London 1982/2/20 |
Milano 1995/1/3-5 | Paris 1976/1/14 |
? |
West Sussex 2013/6/25-27 |
2007/6/11 |
録音がよく音が清明だ。タッチの良さに好感が持てる。技術
的に も申し分
ない。第5プロムナードの展開などもなかなかいよい。ただ、もう少し強奏して、メリハリの欲しいところがあった。また、自分なり
の解釈でイメージを膨らま
せ、もっと輪郭のはっきりとした演奏、個性の見えるような演奏をしてもよかったのではないだろうか。 ダビド・カバッシは、ミラノ生まれ。13歳 で RAI交響楽団 と共演。その後も、ミュンヘン・フィルなどとも共演しているという。2006年にCDでニュー。これは多分、2枚目のCD。 |
演奏時間がトータル35分と長めだが、各曲とも適切なテン
ポで ある。全 体に音がやわらかく非常に聴きやすい演奏。 |
抑制の利いた理知的な演奏。強弱もテンポも適正。悪くない
が、 もう少し 個性があってもよいかも。ピアノの音をもう少し響かせれば、だいぶ印
象が変わるのではないだろうか。併録の「子供の頃の思い出」は本来3曲であるのに、ムソルグスキーの他の単独曲を加えて5曲にし
てある。構成もいいが、演 奏もいい。 |
軽妙に始まるプロムナード。ペダルを巧妙に使って表現され
るグ ノム。高 い音楽性と豊かな詩情性は実に見事で、誰
とも違う「展覧会の絵」がここにはある。同時収録の他のムソルグスキーの作品でも驚くほどきらきらと光るような演奏を楽しめる。
おすすめできる。 シルヴィ・カルボネルは音楽一家の生まれ。 シューマン、シャ ブリエ、モーツァルトなど作曲家ごとの演奏をまとめたCDをこれまで出している。HPはこ ちら。 |
正確なタッチ、適正なテンポ、細やかな表現。うまい。ビド
ロな ども美し
い曲になっていて、水彩画のような透明感がある。バーバ・ヤーガのあたりからやや音が不揃いになるのが惜しいが、おすすめでき
る。 ビドロの出だしがmpで始まることやサミュエルの終わり方からリムスキー・コルサコフ版のようである。 アイリーン・チャンコはジュリアード音楽 院の 出身で、アメリ カ、カナダ、アジアで演奏活動をしている。 |
ピアニストとしてのセンスがいい。ピアノをどのように弾くか、操るか、音をどのように響かせ
る か、止める
か。はげ山のピアノ版を聞きながらそう感じた。そして、展覧会の絵が始まる。左手の音のばらつきが若干気になる。また、古城など
は幻想的な情景をイメージ
できる好演だと思うが、ややもすると輪郭のぼんやりとした演奏に過ぎないようにも聞こえた。全体に優れた演奏。 サ・チェン(中国・河南省1979年〜)は、四川音楽院の出 身。ユ ンディ・リと 同門。ドイツで活動。 |
20歳での録音。若々しい演奏。トレモロでの音の揃い方や、和音での音の揃い方などが粗いと
ころ がある
が、テュイルリーやビドロではこれが幸いしているように思った。雛の踊りとリモージュがいいところを見ると、テンポの早い曲が得
意なのだろうか。 ヴィクトル・チェストパルは1975年モスクワの生まれ。 |
冷静でかつ叙情的な演奏。しっかりとしたタッチと左右の手
の見 事なバラ
ンス。これが70歳の演奏であるからさらに驚きである。古城では時折小さくテンポを変えて、吟遊詩人の歌うさまをうまく表現して
いるように思う。おすすめ できる。 シェーラ・チェルカスキー (1911-95)は ウクライ ナのオデッサで生まれたが、11才でアメリカ移住。12歳で早くも神童ぶりを発揮。84歳で亡くなる直前まで現役だった。 |
さすがチェルカスキー。堂々とした演奏。録音も秀逸。繊細
さと 迫力を備
えた演奏が最後まで続く。71歳とは思えない、驚嘆するばかりだ。バーバ・ヤーガやキエフでは、ヴィルトゥオーゾ演奏も出てき
て、楽しませてくれる。おす すめできる。 |
女性であるが、男性的で歯切れのよい線の太い演奏。しかし、ビドロなどでは意外にも内省的で独特
の解釈。早いテンポのところで個々の音が正確に出せていないところがあったり、アイデアが煮詰まっていないところなどが見受けら
れるが、それでも好感が持 てる。 シッカレーリは、1989年にデビューしたイタリア出身の女流 ピア ニスト。ジャ ケット内部の写真をみると結構な美人。ムソルグスキーの肖像画よりもシッカレーリの写真を出した方がセールス的にはいい ような気もする。 |
最初は情緒的な演奏だったが、サミュエルでは幻想的な導入部から一転して激しい曲想になっ
て、気 持ちがゆ さぶられた。併録曲であるが、パスピエの演奏もすばらしい。 アルド・チッコリーニは1925年イタリア・ナポリの生まれ。 1969年にフラ ンスに帰化。パリ音楽院の教授に迎えられる。 |
「展覧会の絵」が好きで好きでたまらないピアニスト。そん
な感 じが伝
わってくる。音もクラシックの正確無比なものではなく、ジャズのような揺らぎがあって味がある。自身のHPには、Picture
Project
と称した試みがあってこれも面白い。既成のどの演奏とも違っているのに、何故か違和感のない演奏。不思議な魅力がある。おすすめ
できる。 ニノ・コッキアレラは現在24歳というか ら、 1983年ごろ の生まれか。写真が趣味だという。ジャケットやHPには白黒の写真が多いので、自分で暗室作業もやっているのだろうか。HPはこちら。 |
プロムナードのあとのグノムで絶妙な展開。あれれ、とこちらも全力集中で聴く。曲想の理解が
深い。それが高い技術と感性によって
表現される。どの曲もきわめてオーソドックスな演奏であり、奇をてらった演奏は一音もない。しかし、どの旋律を活かすのか、
どれを通奏音にするのか、よくよく考えられていてかえって印象的である。うまい。何度も聴きたくなる。おすすめできる。 フェデリコ・コッリ(1988-)は、イタリアのロンバルディ ア州ブレシアの生まれ。2012年のリーズ国際ピアノコンクールの覇者で、これが最初のCDアルバム。ジャケットに ある本人の文章では、展覧会の絵をひとりの人間の一生になぞらえている様子が伺えて興味深く思った。 |
時々、押しが足りなかったり、音が揃わないところがある
が、全 体にかな
りのレベル。特に語りかけるような演奏が印象的。ビドロ、第5プロムナード、キエフの大門などはなかなかよかった。MP3ではな
く、CDで演奏が聴きた い。 アンドレア・コラジアリ(ローマ 1975- )は、イタリアのピアニスト。MP3で有料ダウンロードする 自主 制作盤。 |
(time 35'46) | (time 35'46) | (time 35'18) | (time 30'26) | (time 32'34) | (time 32'52) | (time 36'46) | (time 33'43) | (time 33'10) | (time 35'22) | (time 33'24) | (time 32'01) | (time 35'45) | (time 33'38) |
併録:版画、歓びの島 (いずれも ドビュッシー) | 併録:3つの即興曲 (プーラン ク)、3つの小品(プーランク)など | 併録:子供の頃の思い 出、紡ぎ女(いずれもムソルグスキー)、子守唄、イスラメイ(いずれも バラ キレフ) | 併録:ムソルグスキーの ピアノ小 曲17曲 | 併録:ピアノのためのソ ナタ(ギ ナステラ)、イメージの本(ドビュッシー)など | 併録:練習曲「絵」(ラフマニノフ)、はげ山の一夜(ムソ ルグス キー/シェルノフ編) | 併録:四季から1月、2月、3月(チャイコフスキー)、コ レリの主 題による変奏曲(ラフマニノフ) | 併録:コレリの主題の変 奏曲(ラ フマニノフ)、パガニーニの主題の変奏曲1・2(ブラームス) | 併録:チャイコフスキー のピアノ 協奏曲1番、叙情的な前奏曲(自作)、熊蜂の飛行(R=コルサコフ) | 併録:前奏曲作品32と 作品23 (ラフマニコフ)、ピアノソナタ(プロコフィエフ) | 併録:ベルガマスク組曲、ピアノのために(いずれもド ビュッシー) | 併録:幻 想曲 op 17(シューマン) | 併録:ベートーヴェン・ピアノ
ソナタ23番 「熱情」、スクリャービン・ピアノソナタ10番 |
併録:はげ山の一夜(ムソルグスキー、コラ
ジアリ 編) |
とびら へ | 前へ
次へ |
↑ トップへ |