© 2000-2024, Kyu-hachi TABATA Last updated 2015/11/28

「展覧会の絵」 ピアノ曲 (D)
"Pictures at an exhibition" piano version (D)

Scott Davie - Pictures at an
                exhibition
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                an an exhibition
Polo de Haas - Pictures at an ehxibition
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Pictures at an exhibition by
                Devine
/ 展覧会の絵
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Pyotr Dmitriev / 展覧会の絵 / Pictures at an
                  exhibition
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                展覧会の絵 / Pictures at an exhibition
Scott Davie
Polo de Haas
Stephen de Pledge
Nikolai Demidenko Jaques Després Christopher Devine
Misha Dichter Pyotr Dmitriev
Barry Douglas
原典版 arr. Rimski-Korsakovv 原典版 原典版 原典版 原典版 原典版 原典 版 原典版
ABC Classixs ABC 478 3166
Emergo Classic EC3926-2 Champs Hill Records CHRCD030 Hyperion CDA67018 Eroica Classical JDT3004 Rotterdam P.O. Private [DVD] Philips 420 708-2 Muaik Leben MLT--08001
RCA R32C-1069
Sydney 2005/2/14,15,17
Amstedam -2015, Kyu/4/25-26 Sussex 2008/12/11-12
Aldeburgh 1997/7/29-31 NY 1996/1/4-5
Rotterdam Suisse 1982/5 Moscow 2004
London 1986/11/9
やや早いテンポで進む。ビドロは結構いいと思う。

スコット・ダヴィエはオーストラリアのピア ニス ト。このCD では同国のピアノ製作者 Ron Overs による 225cm ピアノが用いられているようだ。
ピアノがしっとりと響く。弱奏での繊細な音色が印象的だ。ビドロの抑制の利いた演奏は心に残 る。 強奏を淡々と弾くところや、ところどころで早さが変わったり、音の長さがそろっていないなど、不思議な弾き方をするが、それが欠 点になっていない演奏。キエフの終盤の演奏もよい。面白い。

ポロ・デ・ハース(Amsterdam 1933-)はアムステルダム音楽院の出身。
静寂(しじま)を破るようにプロムナードが始まる。


第1プロムナードではリヒテルを思わせるテンポと迫力。こ のあ とも 高いテンションで演奏する。早いところなどでやや音がもつれる感じがあるが、全体にメリハリが利いていて居心地よい。死者の言葉 で〜キエフの3曲は表現方 法にオリジナリティがあり面白い。録音もよく、おすすめできる。表紙はロミオとジュリエットのモチーフ。

デミデンコ(1955- モスクワ出身)は1976年のモントリオール・国際コンクールで3位、1978年のチャイコフスキー国際コンクールで2 位となって、知られるようになっ た
グノムをおどろおどろしく弾く。古城はねちっこいほどに情 緒 的。どの曲 もドラマティックに仕上げているが、聴いていてやや疲れる。


どこか海の見えるテラスのような普通の住居で、本 人もリラックスした服装で演奏する。若干のミスタッチもあるが、伸びやかな演奏で好印象。

ゲルギエフ+ロッテルダムPOの演奏がメインの教育用DVDに併録され ているため、抄録的な要素があるのか、古城、サミュエル、バーバ・ヤーガ、キエフなどが省略されている。全曲での演奏を聴きた い。

ロッテルダムPOのHPでのみ購入ができる 私家 版扱いの DVD。教育用に作られている。詳しくはラヴェル版、ゲルギエフの項を参照あれ。
左手のタッチが正確で、音の広がりが普通の 演奏より広く感じる。特にバーバ・ヤーガなどで左手が活躍。また、ビドロの演奏は独特の解釈が見られ面白い。

ディヒターはポーランド人を両親に1945年上海で生まれた。1966年 に チャイコフスキー・ 国際コンクールで2位となり、知られるようになる。
最初のプロムナードが端正な演奏だったので、丸い演奏をするかと思いきや、グノムでかなりメ リハリのある表現でちょと虚を突かれる。ビドロもかなり重々しく弾く。奇抜な演奏ではないが、好印象の演奏が続く。終盤の バーバ・ヤーガもキエフもよい。
音の出し方に独特の工夫があり、たとえば「卵の殻をつけた 雛の 踊り」な どでは、軽妙なトレモロを聞かせてくれる。ま た、音の強弱、アクセント、緩急の付け方などもよく考えられており、すばらしい。

アイルランド出身のバリー・ダグラス(1960-)は、第8回チャイコフ ス キー国際コンクール で、「展覧会の絵」を演奏して優勝。コンテスト会場で多くの聴衆がアンコールを求める拍手を続けたという。
(time 32'14) (time 34'24)
(time 34'00) (time 36'54) (time 15'35) (time 31'00) (time 35'46) (time 33'49)
併録:ラフマニノフの曲 7曲 併録:スカルラッティのソナタ3曲、ベートーヴェンのソナ タ9曲 併録:ベートーヴェンソナタ 8番 悲愴、ラプソディ(ブラームス) 併録:ロ ミオとジュリエット(プロコ フィエフ 併録:リストの曲6曲 併録:オケ版、ジャズ版、パーカッション版 併録:ラヴェル版展覧会 の絵(演 奏はエド・デ・ワールトとロッテル ダムPO) 併録:ショ パンのワルツ3曲、ラフマニノフの絵画的練習曲と楽興の時
併録:ソナタ風幻想曲 「ダンテを 読んで」(リスト)、イゾルデの愛の死(ワーグナー、リスト 編

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