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2014/03/02 |
Alexander Slobodyanik |
Alexander Slobodyanik | Ronald Smith | Ronald Smith |
Dmitriy Sokolov |
Janos Sòlyom |
Wonny Song |
Takahiro Sonoda (園田高弘) | Takahiro Sonoda (園田高弘) | Krassímír Stoïtchev |
Namik Sultanov |
Yutong Sun (孫楡桐) |
Vladimir Sverdlov |
原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 | 原典版 |
Melodiya CM
02671-2 |
Art & Electronics
AED10107 |
Unicorn UNS206 [LP]
|
Nimbus NI 5187 | Elysium Rec. GRK-711 | BIS CD-16 | 21 Records XXI-CD 2 1553 | Denon COCQ-83915 |
日本クラウン HTCA-1003 | Philips Tresors 6514 286 [LP] |
私家版(?) | Naxos 8.573178 |
Piano Classic PCL0023 |
1968 ? |
Moscow 1990? |
London 1969/9/2 |
Wyastone Leys
1986/6/3 |
St.Petersburg
1995/6/2-4 |
Nacka (Sweden)
1975/3/20 |
St Irenee
2006/2/22-23 |
千葉県文化会館 1973/11/14-15 |
Ryuyocho 1992/1/9 | 1982 ? |
2005 ? |
Jaén, Spain 2012.6.16 |
Moscow 2011.2 |
リヒテル的な早いプロムナード。グノムは風のように早く動
き回 る様子が 目にうかぶ。サミュエルは軽い感じでちょっと面白い。 |
かなり情緒のこもった弾き方で、恣意的に聞こえる向きもあるかもしれない。しかし、結構いい
演奏 だと思
う。風が軽やかに吹く、その風に表情があるように感じる、そういうさらりとした弾き方なのだ。ピアノの音そのものもよくて、よく
使われているスタンウェイ
やベーゼンドルファの音では無いと思う。もとよりたくさんのピアノメーカーがあるけれど、こういう音を出すピアノがなんなのかわ
かるようになりたいと思 う。 |
スミス47歳の時の録音。清冽な演奏だ。ちょっとしたフ
レーズ にもペダ ルを利用していることがあって面白い。ビドロはかなり独特の解釈で、軽やかなステッ
プのダンスのような曲になっている。 ロナルド・スミス (1922-2004)は、マ ルグリット・ロンに学び、サー・ヘンリー・ウッドの元でデビューした。ロンドン王立音楽院カンタベリー校で長年つとめ、フレディ・ケンプなど後進の指導にあたる。ショパンの時代の作曲家アル カン の研究・演奏・録音でも知られ、 アルカンの伝記なども残している。同時収録曲のアルカン、なかなかよい。 |
スミス64歳の時の録音。さまざまなフレーズの出だしを印
象的 に弾くの がうまい。ビドロでは珍し い修飾があって、それが効果的。 |
ろうろうと歌うような、ゆっくりとした演奏。丁寧ではある
がも う少し荒 々しい部分も欲しい気がする。 |
リヒテルタイプの演奏。しっかりとしたタッチで輪郭のはっ
きり した演
奏。最後のキエフでもカリヨンの鳴り響く様子を和音をわずかにずらしながら発音させて描写を高めており、最後まで面白かった。好
感が持てる。おすすめでき る。 ヤノス・ソリオム(1938-)はブタペス ト出 身で1956 年にスウェーデンに移住。 |
アクセントの付け方や装飾音に魅力がある。和音の響き、次
の和 音への共
鳴も見事だ。どのようなピアノの音を出すかということをよく考えており、またセンスにも恵まれていると思う。おすすめできる。 ウォニー・ソンは韓国に生まれ、モントリ オール で育つ。 |
力
強く明瞭で豊かな音量の演奏。先に1992年の演奏を聴いていたのでその違いに驚く。やはり、若い時(35歳ぐらい)の演奏はす
ごい。2004年10月に
逝去されたので、追悼盤としてプレスされたのだと思うが、価格も安く、良質な音源にメーカーの配慮を感じて嬉しい。おすすめでき
る。 |
ライナーノートに自身による曲の解説があり、楽譜に忠実な演奏をめざしたのが伺える。なお、原典版を使用していると思う
のだ が、サ ミュエルの終わり方はドレドシとなっていて、リムスキー=コルサコフ版風である。これは
1873年版でも同じであったので一貫している。 園田高弘は1928年の生まれ。日本人としては初めてベートーヴェンソナ タの 全曲レコード録音 (1969年)を行ったことで知られている。2004年10月逝去。 |
鮮明でしっかりした打鍵。いい音を出すピアニスト。 |
ショパン弾きなのだろうか、繊細な音がきれいだ。古城はほどよく物憂げで、かといって陰鬱に
はな らぬ調べ
となっているのが心地よい。キエフの大門のコラール直前の部分などは例を見ない軽やかな演奏で新鮮な印象だった。ところどころ打
鍵ミスがあるが、気になら ない。 ナミク・スタノフはアゼルバイジャンのバクーの出身。 |
おだやかな日差しの中を歩くようなプロムナードで始まる。続くグノムもおだやかな展開。オー
ソドックスな演奏が心地よい。バーバ・ヤーガはテンポをあげて、スタッカートを強調して演奏するが、やや不自然な流れを感じ
た。早く演奏するにしても何か訴求するものが必要だろう。キエフでまた悠然とした演奏に戻って、少しほっとした。 1曲めのベートーヴェン「告別」から耳を離せなくなる。 ソン・ユトンは、1995年生まれで北京中央音楽学校の出身。 スペインのハエン国際ピアノコンクールの2012年の優勝者。本CDはそのハエンでの録音。 |
非常に早いテンポでプロムナードが始まる。あまり考えずに感性の赴くままに弾いているように
さえ
聞こえる。奔放な演奏ということもできるか。演奏技術は高いのだろうが、細やかな表現ができていないのと打鍵のテンポが一定でな
いのが気になる。デモーニク
とアゴーギクがたっぷり、ペダルも踏みまくりの演奏。意図してやっているのかもしれないが、粗雑な印象にも聞こえる。好みはわかれ
るだろう。 ウラジミール・スヴェルドロフ(1976-)はロシアの若きピアニスト。伯父は大ピアニストであるアシュケナージ。母のエリーナ・アシュケナージも祖父のダーヴィド・アシュケナージもピ アニ ストである。 |
(time 30'25) | (time 32'47) | (time 28'04) | (time 32'48) | (time 34'18) | (time 33'24) | (time 35'47) | (time 30'01) | (time 32'36) | (time 32'25) | (time 30'30) | (time 32'57) | (time 30'32) |
併録:ソナタ12番イ長
調 op 26 (ベートーヴェン) |
併録:3つの幻想舞曲(ショスタコーヴィチ)、ソナタ第2 番(リヤ トシンスキー)、ソナタ第2番(プロコフィエフ) | 併録:ピアノ独奏のため の交響曲 (アルカン) | 併録:ソナタ9番作 品68 (スクリャービン)、ソナタ変ロ短調(バラキレフ) | 併録:24の前奏曲 (ショパン) | 併録:死の歌と踊り(ム ソルグス キー) | 併録:コレリの主題の変 奏曲、 ヴォカリーズ(いずれもラフマニノフ) | 併録:前奏曲変ロ長調・ニ長調・ト短調(ラフマニノフ) | 併録:組曲「クープランの墓」(ラヴェル)、亡き王女の為のパヴァヌ(ラヴェル) | 併録:夢、ゴパーク、涙(いずれもムソルグスキー) | 併録:舟歌、ポロネーズ(いずれもショパン) | 併録:ベー トーヴェン・ピアノソナタ第26番「告別」、ガーゴイル(リーバーマン)、ユリアのための花束(ガルシア・アギレ ラ) | 併録:イスラメイ、夜想曲1番(いずれもバラキレフ)、ピ アノのための4つの小品(スベルドロフ-アシュケナージ) |
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