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2005/08/26 |
■1.録音時間
昔の演奏は、やたらと早いテンポのものが多いです。ピアノならリヒテル(1958年、29'21)もホロヴィッツ(1951年、 29'11)も早弾 きになっていますし、オーケストラでもクーセヴィッキー (1930年、29'49) やトスカニーニ (1948年、29'36)などは、いずれも30分を切るものばかりで、早いテンポの演奏です。メディア(SPやLPは録音時間が短かっ た)の制限もあっ たためでしょうか? ちなみに、ピアノならモイセーヴイッチの1960年録音は、わずかに24分12秒と最速。一方、テンポの遅いものは というと、ピアノ ならアファナシエフの 44分20秒、オケならばチェリビダッケの後年の録音で 42分37秒です。これらがとぎれなく聴けるのは録音時間の長いCDのおかげでしょう。
■2.同時収録曲
オーケストラでは、同じくムソルグスキー作曲の「はげ山の一夜」がもっとも多いと思います。ついでロシア音楽ということで、ストラビン スキー「春の 祭典」やボロディン、チャイコフスキーの楽曲などとの組み合わせがあります。これと同じくらい使われるのが、ラヴェルの楽曲で、全曲ラ ヴェルづくしという のもあります。たとえばク−セヴィッキー、ジュリーニなどです。また、標題曲づくしというのもありました。セルのCDがその例で、ハー リ・ヤノシュとキー ジェ中尉がカップリングされていました。よくあるのは、「展覧会の絵」のピアノ版とオーケストラ版という組み合わせです。園田高弘(ピア ノ)のCDでは、 ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァヌ」の原曲(ピアノ曲)がカップリングされていました。これも管弦楽曲が有名であり、比較したくなる 組み合わせですよ ね。ストラヴィンスキーの「春の祭典」もピアノ版がありますが、これとのカップリングはまだ見たことがありません。
■3.二足のわらじ、三足のわらじ
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Uladimir Ashkenazy
w/ Philharmonia O |
Philippe Entremont
w/ Denver S. O. |
arr. Ashkenazy
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arr. Maurice Ravel
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London/ポリドール F25L-5311
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Victor VICC-9
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London 1982/9
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Denver 1989/1/19-21
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