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2013/03/31 |
Sir Colin
Davis w/ Concertgebow O. |
Rafael Fruhbeck de Burgos w/ Itaria National S.O. |
Gustavo Dudamel w/ Simon Bolivar Youth O. of Venezuela |
Louis de Froment w/ Luxembourg Radio S.O. |
Eduardo Diazmuñoz w/ Mexican State S. O. |
Eduardo Diazmuñoz w/ Mexican State S. O. |
Christoph
von Dohnanyi w/ Cleveland O |
Antal Dorati w/ Minneapolis S. O. |
Charles Dutoit w/ Montreal S.O |
London/ポリ
ドー ル POCL-5014
Decca UCCD-5037
上2 枚は、London
New Best 100 (1993
年)、Decca
New
Best 100 (2003
年)
で再プレスされた時のジャケット。こ
のひと目見たら忘れられない絵を使ってくれているのはとても嬉しいが、だ
んだんと絵の周囲が削られてきているのが残念。少なくとも鶏の足先は見えている方がよいと思う。収録曲は、祝典序曲1812年(チャイコフスキー)、スラヴ行進曲(同)、はげ山の一夜(ムソルグ
スキー、リムスキー=コルサコフ編)
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Philippe
Entremont w/ Denver S. O. |
arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel & Russell Brydon (?) |
arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | arr. Maurice Ravel | |
Philips 411 473-2 | Rai Trade JPBC-14501 [DVD] | DG 00440 073 4515 [DVD] |
Accord 476 9144 | OM records CD-80197 | Hallmark
Classics 350222 |
Teldec/ワーナー WPCC-5764 | Mercury SRI 75025 [LP] | London/ポリドール
F35L-20141 |
Victor VICC-9 | |
Amsterdam, 1979/11 | Trino 2003/6/11 | Salzburg 2008/8/29 |
1975 | ? | ? |
Cleveland 1989/2/5 | Minneapolis 1959/4/21 | Montreal 1985/10 | Denver 1989/1/19-21 | |
管楽器がうまく全体にメリハリのほどよく利いた仕上がりだが、やや抑制が利きすぎているきらいもある。また、全体に音を
よく 整理して おり上品な感じである。 サー・ディビス(1927-)はイギリス出身でコベントガーデ ン音 楽監督や、バ イエルン放送響音楽監督などを歴任。1980年にナイトの称号を得た。このCDは、ハイティンク時代のコンセルトヘボウ 管を指揮したもの。 |
「村治佳織/アランフェス協奏曲」として発売されたDVD
だ が、メイン は「展覧会の絵」。演奏もカメラワークもすばらしく、満足度はきわめて高い。特に印
象的なフレーズを奏でる楽器は必ずアップで映してくれるので多様な楽器を使用するラヴェル版ならではの「展覧会の絵」が満喫でき
る。音楽教材にも好適と思 う。おすすめできる。 ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス (1933-)は スペインの古都ブルゴス生まれで、スペインを代表する指揮者。名字はフリューベックだが、スペイン風に生地の名を連ねて名 乗っている。日本でよく通ってい るデ・ブルゴスとしてここに配置した。 |
ヴェネズエラの新星、ドゥダメルとSBYO。若さゆえに音に張りがあって心地よい。ブラス版(ハワース版)と共通の奏者がいるが、抑え気味の慎重
な演奏。ただし、リモージュ、バーバ・ヤーガなどテンポの速い曲の爽快感は彼らならではのリズム感がなせるものだ。アンコー
ルはラデッキー行進曲、そして彼らの十八番、マランボだ。演奏しながら、楽器が踊るような演奏は本当に楽しい。 ベネズエラは音楽を教育の柱のひとつとする政策をとっており、その頂点に位置するのが、シモ ン・ボリヴァル・ユース(SBYO)である。多くのすぐれた演奏家、指揮者を輩出している。 |
メリハリの利いた演奏。パーカッションが小気味よい。 | 右に掲示のCDと併録が同じ組み合わせなので、再プレスだと思っていたが、聴いてびっくり。
違う
録音だった。右のものはオルガン付きだったが、こちらは普通のラヴェル版。録音はややくぐもりがあるものの比較的良好。出だしの
トランペットが清明で印象的。強奏が少し足りない感があるが、バーバ・ヤーガからの疾走感はなかなかよいと思う。 メキシコ州立交響楽団は1971年、エンリケ・バティスによっ て設 立された。メキシコ州都トルーカ市を本拠とする。ディアズ・ムノズ (Diaz Munoz とも表記)は、1986-89年、首席指揮者を務めた。 |
やや管楽器が控えめに演奏される。Ravel
版なのだが、最後に嬉し いサプライズがある。キエフの終盤(練習番号121)か
ら、パイプオルガンが入ってくるのだ。オルガニスト(多分、オルガニストの常でアレンジも) は Russel
Brydon で、最後の21小節の大団円を荘厳なものにしている。 |
管楽器は鮮明であるが、弦楽器の音がやや不揃いなのが残念。結果として、管の旋律を弦が支えきれていない。それでも後半
に向 かうにつ れ良くなり、最後の「キエフの大門」は圧巻。 同時収録の「はげ山の一夜」原典版は秀逸。 アバ ド+ベルリン POも原典版を録音しているが、ドホ ナーニの演奏の方が優れているように思える。なお、添付の日本語解説書は一柳富美子さんで、実にくわしくわかりやすい。ドホナーニ(1929-)はドイツの指揮者。ハンガリーの作曲家であり ピア ノ奏 者であったエルネー・ドホナーニ (1877-1960) の孫。 Teldec/ワーナー WPCS-21031
同時収録が異なる。ボレロ(ラヴェル)、ラ・ヴァルス(ラヴェル)、道化師の朝の歌(ラ
ヴェ ル)
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すべての楽器がうまく持ち味を出しており、また見事に統制
がき いた好 演。 BBC交響楽団の再構築などで名高いアンタル・ドラティ(ブダ ペス ト出身 1906-88)のミネアポリスSO時代の録音。ミネアポリスSOは現在のミネソタSOの前身。 Mercury 434 346-2
バイロ ン・ ジャニスによる ピアノ版「展覧会の絵」、エチュードヘ長調(ショパン)、ワル ツイ短調(ショパン)などとカップリングされたCD。 |
まず、管も弦もうまい。それに加えてデュトワは旋律パート
を受 け持つ楽 器の引き立て方がうまい。こういうメリハリの付け方もあるの
だ。さすがにデュトワの手兵といわれたモントリオール響であり、意志疎通が十分にとれた関係が伝わってくる。これ以前はアンセル
メ、これ以降はデュトワが ラヴェル版「展覧会の絵」のフランス風演奏のスタンダード。おすすめできる。 デュトワ(1936-)はスイス生まれ。67年よりベルン交響 楽団 をつとめ、 78年よりモントリオール交響楽団の第7代首席指揮者をつとめる。フランス系の楽曲を得意とする指揮者と楽団の出会いで ある。 |
残念ながらオケの力不足をところどころで感じるが、ロシア風演奏を一部とりいれてケレン味のないものになっている。 アントルモン(1934-)はフランス出身のピアニスト。しか し、 このCDでは 指揮者としての顔も見せてくれている。 |
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(time 33'36) | (time 31'05) | (time 36'25) | (time 28'50) | (time 36'09) | (time 35'52) | (time 33'51) | (time 29'09) | (time 32'43) | (time 32'31) | |
併録:はげ山の一夜(ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフ編) | 併録:マドリードの帰営ラッパ(ボッケリー ニ)、 ウィリアム・テル序曲(ロッシーニ)、アランフェス協奏曲(ロドリーゴ) | 併録:三重協奏曲(ベートーヴェン)、ラデッキー行進曲(ヨハン・ ストラウス)、マランボ(ヒナステラ) | 併録:リンゲイセンによ る原曲版 「展覧会の絵」 | 併録:スペイン奇想曲(リムス キー=コルサコフ)、1812序曲(チャイコフスキー) | 併録:スペイン奇想曲 (リムス キー=コルサコフ)、1812序曲(チャイコフスキー) | 併録:はげ山の一夜(ムソルグスキー、原典版) | 併録:はげ山の一夜(ロ ンドン交 響楽団の演奏) | 併録:ホヴァンシチナ序 曲、はげ 山の一夜(ムソルグ スキー、リムスキー=コルサコフ編)、序曲「ロシアの復活祭」(リムスキー=コルサコフ) | 併録:展覧会の絵(ピアノ版) |
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