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2024/12/04 |
自己紹介 |
秩父県立博物館のPaleoparadoxia tabatai の復元模型と一緒に。 |
サンギの社長ブログ | サンギ社長のロズリンさんと の対談。前後編あり。 |
TIP 無料セミナー |
「赤ちゃんの口の機能性〜乳
食への適応と進化」というタイトルで話をしました。 |
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木喰 もくじき |
1718-1810。現在の山梨県身延町出身。江戸時代後期の行者で仏師。日本中を歩いてまわり、仏像を多数残した。微笑み仏として
有 名。生き方も鮮烈。少し前の時代に円空がいるが、円空の作品よりもやわらかで丸っこい表情で、仕上げもかなり丁寧。1923年か
ら、民芸運動を起こした柳宗悦(やなぎむねよし)によって綿密な調査が行われ、その足跡や作品群があきらかになった。 |
田中一村 たなかいっそん |
1908-1977。現在の栃木市出身。東山魁夷らと同時代の日本画家。天才肌の画家であったが、日本画壇に受け入れられず、奄美大 島へ 転居。大島紬の染め付けの仕事をしながら、奄美の自然を絹本に描く。死後まもなく、ひとりの新聞記者のたんねんな取材と 支援者たちの 活動によって、その画業が世に知られるようになる。現在、奄美大島の田中一村記 念美 術館にその多くが残されている。くわしくはこちら。 |
中島敦 なかじまあつし |
1909-1942。現在の新宿区三栄町出身。昭和中期の小説家。漢学をいそしむ一族に生まれ育つ。硬い漢文調の言葉とやわらか
な口 語を融和させた文体が心地よい。「わが西遊記」「名人伝」「山月記」「李陵」などを残す。 |
星野道夫 ほしのみちお |
1952-1996。千葉県市川市出身。動物 写真家。学生時代にアラスカのエスキモー村を訪ねたことを皮切り
に、アラスカの自然や動物たちの写真を撮り始 める。ホッキョクグマの写真、グリズリーの写真、カリブーの写真など。それまでの動
物写 真とは全く違うものがあった。ニコンF2, F3,
FE2などを使用。グリズリーの写真で第3回アニマ大賞を受賞(1985)。不慮の事故により急逝。 |
福島菊次郎 ふくしまきくじろう |
1921-2015。山口県下松市出身。社会 派の写真家。原爆の後遺症に苦しむ家族、公害に苦しむ家族、千里 塚闘争、大学紛争などの記録写真を撮り続け る。機材は主にニコンF2。私自身は若いときに写真集 「戦争 がはじまる」に強烈な影響を受けた。何を撮り何処に出すのか。誰に問い誰を訴えるのか。晩年は東日本震災後の福島原発の写真を 撮って世に問うた。 |
星野之宣 ほしのゆきのぶ |
1954-。北海道出身。漫画家。
宇宙・海洋・生物を題材にしたハードSFものと日本の古代を扱った伝奇ものを得意とする。第9回手塚賞を受賞し、1976年に始
まった「ブ
ルーシティ」の連載には心底から驚かされた。その後、「妖女伝説」「2001夜物語」「ヤマタイカ」「宗像教授伝奇考」などを執
筆。 |
冨田勲 とみたいさお |
1932-2016。現在の東京都杉並区出身。作 曲家、シンセサイザー音楽のパイオニア。NHKの「今日の料理」、
「新日本紀行」などのテーマ曲の作曲で有名 だが、
ムーグ・シンセサイザーを使って作った「月の光(1974)」や「展覧会の絵(1975)」は鮮烈だった。シンセを使って現代音
楽をするのではなく、クラシック音楽をアレンジしたところがスゴイ。そして、そのアレンジも洒脱で精緻でスマート。初めて聞
いた
ときの衝撃はすごかった。自分の小遣いを貯めておいて、冨田さんのLPが発売されるたびに買った。そして、クラシック音楽にはこ
んな音楽がある のだと教えられ、原曲も聴く様になり、ジャンルを問わない音楽好きになっていた。 |
石ノ森章太郎 いしのもりしょうたろう |
1938-1998。宮城県登米郡石森町出身。漫 画家。SF、ギャグ、歴史物、ロボットもの、人間ドラマ、実験漫画
などテーマは多様だったが、「サイボーグ009」、「仮面ライダー」、「人造人間キカイダー」、「リュウの道」の4つは私にとっては影響大の作品。主人公はいずれも戦うことを
運命
づけられているのだが、戦うことに常に悩み続けるという独特のテーマがあった。正義とは何か、人間とは何か、愛とは何か、戦争と
は何か、を読者も考えさせられた。009 が 002
と共に大気圏に落ちていくときの場面、仮面ライダーやキカイダーの無表情な顔のアップなど、忘れられないコマがいくつもある。 |
Arthur C Clark アーサー・C・クラーク |
1917-2007。イギリスのハード SF作家。
何と言っても、「2001年宇宙の旅」に尽きる。小説からも映画からも多大な影響を受けた。生命と
は何か、宇宙とは何か、進化とは何か。さまざまなことを考えさせられた。1970年代、ハヤカワ文庫には、アイザック・アシモフ、マイケル・クライト
ン、ダニエル・キイスなどによる名作が目白押しだった。 |
Lennart Nilsson レンナート・ニルスン |
1922-2017。スウェーデンの科学写真 家。 1964年に胎内での子どもの写真を写真雑誌LIFEにて発表。これを元にした書籍が
"A child is born"。科学写真であっても、センスとスキルの高さに
よってここまで訴えるものがちがうのだと実感。自分の今は、ニルスンの写真と出会った影響が大きいと思う。くわしくはこちら。 |
Modest P. Mussorgsky モデスト・P・ムソルグルキー |
1839-1881。ロシアの作曲家。 代表作は「展覧会の絵」と
「はげ山の一夜」。すぐれたピアニストでもあったが、正規の音楽教育を受けていなかったこともあって、
生前は十分には評価されていなかった。だが、ハルトマン、レーピンなどの画家、思想家スターソフなどとの交流もあって、豊かなロ
シア音楽を作っていく。くわしくはこちら。 |
Turlough O'Carolan ターロック・オ・キャロラン |
1670-1738。アイルランドの吟遊詩 人、作曲家。盲目でありながら、アイリッシュ・ハープをたずさ
えて、諸国を巡り、多数の楽曲を残した。現在の
イギリスに残るケルト音楽の名曲は彼の作曲によるものが多い。エレノア・ブランケット、音楽への別れ、盲目のメアリーなど、美し
く、胸にせまるものがある。 |